マージェリー・アリンガム

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幻の屋敷 キャンピオン氏の事件簿 2 創元推理文庫

マージェリー・アリンガム

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488210052
ISBN 10 : 4488210058
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アガサ・クリスティと並び称される、英国ミステリ界の女王アリンガム。その名作・傑作を日本オリジナル編集で贈る短編集第二弾。ロンドンの社交クラブで起きた絞殺事件。証言から考えるに、犯人は現場に“見えないドア”を使って出入りしたとしか思えないのだが……。名高い表題作を初め、だめなレストランの料理やサービスをたちどころにすばらしくする不思議な小物の謎「魔法の帽子」など、本邦初訳作を含む11作にエッセイを収録。


【著者紹介】
マージェリー・アリンガム : 1904年イギリス生まれ。冒険小説で作家デビューしたのち、ミステリ第一作The White Cottage Mysteryを1928年に刊行。アガサ・クリスティらと並び英国四大女流作家と称された。1966年没

猪俣美江子 : 慶應義塾大学文学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 紅はこべ

    やっぱり詐欺案件が得意。表題作がいいね。殺人ものでは「ある朝、絞首台に」がお勧め。犯人像がね。自分の探偵に恋しちゃったという点では、アリンガムもセイヤーズも同じだね。

  • 星落秋風五丈原

    なぜかキャンピオンが帽子を取り出すとレストランが愛想よくなるのはなぜ?という「魔法の帽子」が面白かった。

  • Betty

    表紙のキャンピオン氏の初老姿に、もう少しゆっくり時間をかけた時間軸で長い短編だったら良かったのにと感じましたが、長編もあるようでそちらも読んでみたいと思いました。主人公キャンピオンは、これと言った強い個性があるわけではないです。でも大好きな英国の優美な世界観。やっぱり好きだなぁ♪

  • うまる

    キャンピオンシリーズの短編集2巻。今回は30〜50代のキャンピオンさんのお話で、1巻目より人間味と余裕が出てきたような感じがします。警察の方が出世していたり、キャンピオンがいつの間にか結婚していたり、短編しか読んでいないので、短編の間にどんな話(長編)があったのかとても気になります。今回も巻末には著者とキャンピオン氏とのエッセイが収録されています。年々歳をとる設定にした苦悩、というかキャンピオンの愚痴が面白かったです。3巻の老年期も楽しみです。

  • えむむ

    軽快でクラシックな短編集で、安心して読める。 指輪の石はクリスティにも出てきたなーと、当時の風俗が想像したくなる。 どの話もひとひねりしたトリックが光っていて、作者との知恵比べをシンプルに楽しめる。 犬の話もファンタジーだけど巧みな語り口で、もしかしてこんなことあったりして?と信じたくなる。

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