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「五つの鐘と貝殻骨」亭の奇縁

マーサ・グライムズ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167527037
ISBN 10 : 4167527030
Format
Books
Publisher
Release Date
March/1991
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • madhatter

    以前から気になっていたシリーズ。やはり、キャラクターと舞台設定は大変好みのものだった。ただ、トリックやロジックが特に優れているタイプの作品、所謂ガチガチの本格ではないように思われる。主要トリックに関して言えば、さすがに無理がありすぎる(あの人の目は誤魔化せないと思うが)。また、大量に赤いニシンを泳がせておきながら、それをうまく回収できていないという、構成上の難もある。それともこれらは続編に繋がるのだろうか…前作を踏まえた記述もあるようなので、シリーズは一通り読んでみようかな。

  • 菱沼

    再読発見シリーズ20。結局誰が犯人だったのか? 死んだ女性は誰だったのか? わけがわからないまま読み終わった。昔読んで覚えていたことは、トミーの「ワルツィング・マチルダ」と『渚にて』だけ。ワルツィング・マチルダは、オーストラリアの準国歌のような位置にあると聞いたことがある。映画『渚にて』は見ていないけれど小説は読んだ。レイモンド・ブリッグス『風が吹くとき』より前に書かれている。最近では朽木祥『海に向かう足あと』か。映画にはグレゴリー・ペックが出ていたはず。私の中でジュリー警視のイメージはペックなのだが。

  • river125

    The Five Bells and Bladebone. 初めてニューヨークタイムズのベストセラー入りした、シリーズ9作目。舞台は第1作目以来となるロング・ピドルトン。プロットは、グライムズ得意のすり替え/なりすまし。 とは言え、あまりプロットを重視しないグライムズ。前作でも、全てを説明し尽くさないラストが何とも言えない余韻を残したが、本作では、事件は解決すらしない。 本シリーズの時代設定は、一応、現代である。例えば本作が書かれたのは1987年だが、キャロル=アンがサッチャー首相を「マギーのファ……

  • ヨッシー

    この事件内容も、解決の仕方、容疑者のなんやかんや、まさにグライムズならではです。こうした作品を作れるのは彼女だけでしょう。トリックというか、構成がややこしいので(例によってグライムズは説明が少ないんじゃないか)きちんと読んでいくことをおすすめします。彼女の作品の中では、印象深い犯人となること間違いないでしょうね。

  • rbyawa

    b051、シリーズ9作目、どこか牧歌的なキャラクタ勢の描写と、そもそも最後まで読んでも話の中核とは関係のない人物の視点が入り混じっていつものことだが雑然としたことになっている、けれど多分、この結末に至るためにはこの書き方が相応しいということになるのかとも漠然と思う。少し特殊な「入れ替え」ネタが出てくるのだが一度読み終わったあと、冒頭に戻って見返してみたが結局わからなかった、どこを読んでもわからない、過去を見分けられない親族たちと、知っていても黙っていそうな老女。夫なんてどこかに捨ててしまえば良かったのに。

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