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逃亡テレメトリー マーダーボット・ダイアリー 創元sf文庫

マーサ・ウェルズ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488780043
ISBN 10 : 4488780040
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

かつて大量殺人を犯したとされたが、その記憶を消されていた人型警備ユニットの“弊機”。紆余曲折のすえプリザベーション連合に落ち着いた弊機は、ステーション内で他殺体に遭遇する。弊機はミステリー・メディアを視聴して培った知識を活かして捜査をはじめるが…。ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞・日本翻訳大賞受賞“マーダーボット・ダイアリー”シリーズ最新作!

【著者紹介】
マーサ・ウェルズ : 1964年テキサス州フォートワース生まれ。テキサスA&M大学で人類学の学位を取得。1993年に長編The Element of Fireでデビュー。“マーダーボット・ダイアリー”シリーズ第一話「システムの危殆」(2017)でヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞の各ノヴェラ部門、第二話「人工的なあり方」(2018)でヒューゴー賞・ローカス賞の各ノヴェラ部門を受賞。日本で刊行された『マーダーボット・ダイアリー』は第7回日本翻訳大賞を受賞。シリーズ初長編『ネットワーク・エフェクト』(2020)はヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞のトリプルクラウンに輝き、2021年にはシリーズ全体がヒューゴー賞シリーズ部門を受賞した

中原尚哉 : 1964年生まれ。東京都立大学人文学部英米文学科卒。2021年、ウェルズ『マーダーボット・ダイアリー』で第7回日本翻訳大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • なっぱaaua

    翻訳ものは苦手な自分でありますがこれだけは発売が待ち遠しいシリーズです。弊機と自ら呼ぶ警備ユニットの活躍が楽しいですね。「逃亡テレメトリー」は難民の保護をベースとした殺人事件を解決する為に警備ユニットが奔走する中編。結末はさもありなんです。なかなか警備ユニットの動向が理解できない人が多くてもどかしい。「義務」「ホームそれは居住施設、有効範囲、生態的地位、あるいは陣地」は短編だが警備ユニットの仕事ぶりがよく分かる。特に後者はメンサー視点で初めて語られる警備ユニットの話。今後も続編が作られるとのこと。楽しみ。

  • Kanonlicht

    マーダーボットシリーズ新作は、前作から少し時間をさかのぼった話。ひとつの殺人事件をきっかけに、警備局員と協力し合いながらその裏にある陰謀を暴くというと、もはやハードボイルド探偵ものの趣すら感じる。犬猿の仲のちバディというシリーズ鉄板の展開も健在。明らかに人間より優れているのに、おなじみの調査隊メンバーたちに過保護に扱われる弊機がかわいい。前作の続きが気になるところではあるけれど、シリーズの執筆は続いているようなので、気長に待ちたい。

  • くたくた

    メンサーを(グレイクリス社から)守ることを至上命題とし、防御にかけては隙だらけのプリザベーション連合の治安システムと警備当局に終始イライラいらいらしています。弊機。(笑)おまけに不得意でめんどーくさい人間の対応もせざるを得ず、ストレス高め。例によって、冒頭からぼやきが止まりません。おまけに、弊機のプリザベーション・ステーションの中での立場を向上させる為にも、警備当局と協働して緊張関係を緩和すべき、と考えるメンサーの指示で、警備局と殺人事件の捜査協力をするはめになり、イライラ値も絶賛向上中(笑)。

  • Panzer Leader

    やあ帰って来た僕らの弊機!とは言っても舞台は1作と2作の間の出来事が2編。そのうちの1編は弊機の一人称でなくメンサー博士の視点から描かれている。もう1編は1作の前の出来事で6頁しかないのに弊機の矜持がしっかりと書かれている。弊機のファンの人なら満足して読めること間違いなし。

  • ずっきん

    みんな大好き『弊機』シリーズ3。表題作の中編は、警備ユニットに反感を持つ警備局員たちと殺人事件を捜査する『名探偵弊機誕生の巻』いやもう胸アツ!これもうミステリでいいじゃん。年末のランキングとかバンバン入っちゃって、そんでSF読まない層にもバンバン読まれちゃって、みんな萌え殺されるがいいさ。「ホーム〜」は既読。弊機以外の視点から語られるという貴重な掌編。中原氏の訳であらためて読むとしみじみとするなあ。本シリーズはとにかく翻訳も最高なのだ。次はいつ会えるんだろう? ああ、モダモダするうー!

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