Product Details
ISBN 10 : 415209964X
Content Description
古代から現代まで、なぜ私たち人間には差別や争いが絶えないのだろうか?狩猟採集民の集団から、部族社会、首長社会、そして国家へと、人間はより複雑な社会を築いてきたが、それは同時に、集団同士の縄張り争いの歴史でもあった。人間社会に潜む崩壊につながる「危うさ」の正体を、昆虫社会の生態を研究する著者が明らかにする。
目次 : 第5部 社会のなかで機能する(あるいはしない)(承前)(大連合/ 血縁者という枠組み)/ 第6部 平和と対立(対立は必要か?/ 他者とうまくやる)/ 第7部 社会の生と死(社会のライフサイクル/ ダイナミックな「私たち」/ よそ者の考案と社会の死)/ 第8部 部族から国家へ(村から征服社会へ/ 国家の建設と破壊)/ 第9部 捕虜から隣人へ…そして世界市民へ?(民族の台頭/ 分離された状態/ 社会は必要か?/ アイデンティティの変化と社会の崩壊)
【著者紹介】
マーク・W・モフェット : スミソニアン自然史博物館研究員。ハーバード大学人類進化生物学部客員研究員。昆虫の生態を研究するフィールド生物学者であり、熱帯雨林の樹冠の専門家。また、「ナショナルジオグラフィック」誌に写真を寄稿するカメラマンとしても活動している
小野木明恵 : 翻訳家。大阪外国語大学英語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Koichiro Minematsu
読了日:2022/01/16
りょうみや
読了日:2020/12/16
くらーく
読了日:2022/03/12
sho
読了日:2020/11/14
鈴川愛夏
読了日:2023/05/29
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