マーク・W・カーシュナー

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ダ-ウィンのジレンマを解く 新規性の進化発生理論

マーク・W・カーシュナー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622074052
ISBN 10 : 4622074052
Format
Books
Release Date
August/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

進化の過程で、まったく新しいものがどのようにして生じるのか。本書では、「促進的変異理論」という革新的な科学理論を提唱。ダーウィンの進化論に、独創的で包括的な改良を加える試み。

【著者紹介】
マーク・W・カーシュナー : ハーバード大学医学校、システム生物学部門の教授であり、部門長。物理化学と生化学を学び、細胞の形態における細胞骨格の役割を明らかにする研究で業績をあげた。また、細胞周期の制御や、胚の組織のパターン形成など、脊椎物動のボディプラン確立のメカニズムに関連する多角的な研究を進めている。ポスドク時代には共著のゲルハルト教授の研究室に勤めていた。のち、プリンストン大学准教授、カリフォルニア大学教授などを経てハーバード大学医学校へ移り、現在に至る。米国科学アカデミー会員

ジョン・C・ゲルハルト : カリフォルニア大学バークレー校、細胞・発生生物学部門名誉教授。生化学を学び、細菌のアロステリック酵素の調節機構の研究を経て、発生生物学に転じ、アフリカツメガエルの胚発生の研究に従事。卵の表層回転を発見し、オーガナイザー形成メカニズムの研究で成果をあげた

滋賀陽子 : 東京大学理学系研究科生物化学専攻修士課程修了・理学博士

赤坂甲治 : 東京大学大学院理学系研究科教授、附属臨海実験所所長。多様な海洋動物を対象に、ゲノム解析と発生生物学を基盤とする進化の研究を進めている。また、ウミユリ類の高い再生能力の背後にある分子機構の研究をおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • takao

    ランダムな変異がどうして進化につながるのか

  • 磁石

    生物は、突然変異の積み重ねと適者生存の選別によって日々更新されていく。それが「進化」。だけど、あらゆる突然変異を許容してしまったら、たとえ地質学的な年数で考えとしても、種の生存率よりも致死率のほうが圧倒的に大きい。突然変異にある程度の制限をかけないと、生物は先細りしていずれ絶滅してしまう。というか、そもそも生物なんてできなかったのではないか――。ダーウィンの時代にはなかった、「顕微鏡」による無生物の領域から考え出された新たな進化論。進化は奥が深い。

  • 内容は、監訳者・訳者あとがき参照。感想だが、いわゆるダーウィンのジレンマは、ある意味でフレーム問題に近かったのではないかと思う。解く鍵の一つは環境との相互作用。新規性は無からの創造ではなかった。単なる偶然の産物でもなかったのだ。面白かった。

  • muko1610

  • sfこと古谷俊一

    発生学などの研究から「表現型の進化を支えている仕組み」を紹介する。

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