マーク・ミーオドヴニク

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Liquid 液体

マーク・ミーオドヴニク

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784772695725
ISBN 10 : 4772695729
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

素晴らしく、不思議で、危ない“液体の魔法”へようこそ!“文明を進化させた接着剤”“液体×結晶の「液晶」って?”“ボールペンは液体工学の天才が生んだ”“最高においしいコーヒー・紅茶とは?”“地球は液体の惑星だ…”液体をめぐる人類の発見とイノベーションの物語。

目次 : 爆発…現代の魔法のランプに乗って/ 陶酔…アルコールの風味と毒に魅せられる/ 深遠…水の振動と波の凄いエネルギー/ 粘着…モノをくっつけて文明は進化した/ 幻想…オスカー・ワイルドの夢をかなえた液晶/ 本能…健康に欠かせない体液が嫌がられるわけ/ 一服…最高においしいコーヒー・紅茶を味わう/ 洗浄…液体石けんはアイデアの宝庫だ/ 冷却…冷蔵庫から人工血液まで/ 不滅…ボールペンを生んだ液体工学の天才/ 曇天…上唇の水分子から放電する稲妻へ/ 溶融…流動する液体の星の上に暮らして/ 持続…都市を自己修復するテクノロジー

【著者紹介】
マーク・ミーオドヴニク : ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ(UCL)の「材料と社会」学部教授。同大のインスティテュート・オブ・メイキング所長。『タイムズ』紙による英国で最も影響力のある科学者100人に選出。英国王立協会マイケル・ファラデー賞を受賞(2017年)。BBCテレビのドキュメンタリー番組のプレゼンターも務める。前著『人類を変えた素晴らしき10の材料』は、多数の年間ベストブックを獲得し、全米ベストセラーにもなった

松井信彦 : 翻訳家。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アキ

    ロンドン大学材料科学者による本書では、ロンドンからサンフランシスコへ飛行機で移動する旅の途中、宇宙で唯一液体が存在する地球上でいかに人類が材料として液体を活用してきたか物語仕立てで紹介している。飛行機の燃料ケロシンから機体の炭素繊維材料を固定する接着剤、絵画の元になる色付き接着剤、ボールペンの発明、機内で提供される珈琲や紅茶、ワインなどアルコールの特性、トイレでのジェル状の洗浄剤、アスファルトの独特な流動性、地球自体が液体ボールであることまで幅広い。医療分野でのラボオンチップは覚えておいて損はなさそう。

  • やいっち

    書き手のマーク・ミーオドヴニクは、ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ(UCL)の「材料と社会」学部教授で、英国王立協会マイケル・ファラデー賞を受賞という人物。専門性はもちろんだが、恐らくは一般向けの語りでも優れていると期待して手にした。

  • yyrn

    飛行機に乗っている間に目にする何気ない出来事や連想を通して固体と気体の間にある「液体」の特性を分かりやすく教えてくれる本。ふむふむ、なるほどと感心しながら楽しく読むことができた。▼燃料ケロシンが9.11テロでビルを崩落させた話から始まって、機体と翼が接着剤でくっついていても不安がない話、機内で振舞われる酒や紅茶、液晶テレビ、トイレの液体せっけんの泡の話、ボールペンのインク、眼下に広がる海水や津波、アスファルトの特性などが化学式の解説を交えながら面白く語られていく。こういう、ためになる?読書はとても楽しい。

  • せっちゃんさん

    毎月1冊、理数系の本を読む11月分。タイトルの“液体”をお題に、材料化学・物理学の面から各テーマを語る。当時スマホ並みの発明だったインク、美味しい紅茶の正体は?、最適な燃料の発見等々。入門書よりは雑学本に近いけど、著者の語りが軽妙で読み易い。個人的には「水の沸点は100℃なのに、何故洗濯物は乾くのか?」はアハ体験。掘り下げた内容はさらっと読んだけど、それでも色々と興味を刺激された1冊。

  • 奈良 楓

    【良かった】予想以上に面白い化学本。 ● 以前読んだインターシフト社の本が面白かったのでこの本も読みました。 ● 飛行機でアメリカに向かう著者(?)と、その隣に座って著者にうざがらみされるスーザンを軸に、液体の科学を広く紹介。 ● アルコールから洗浄、絵の具から地殻までと、驚くべき幅の広さと展開される知識。 ● ボールペンの話が面白かったです。

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