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ぼくはお金を使わずに生きることにした

マーク・ボイル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784314010870
ISBN 10 : 4314010878
Format
Books
Release Date
November/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

イギリスで1年間お金を使わずに生活する実験をした29歳の若者がメディアで紹介されるや、世界中から取材が殺到し、大きな反響を呼んだ。
貨幣経済を根源から問い直し、真の「幸福」とは、「自由」とは何かを問いかけてくる、現代の『森の生活』。

なぜ「カネなし」を選ぶのか
カネなし生活のルール
準備を整える
無買デー前日
いよいよスタート
カネなしの日常
無謀な作戦
カネなしのクリスマス 空腹の季節
春の到来
招かれざる客と遠方の同志

嵐の前の静けさ
一巻の終わり? カネなし生活一年の教え

イギリスで1年間お金を使わずに生活する実験をした29歳の若者が、自らの生活をユーモラスな筆致で綴った、現代版『森の生活』。

この実験で証明したいのは、お金がなくても「生き延びられること」ではなく「豊かに暮らせること」だ――1年間お金を使わずに生活する実験をした29歳の若者の記事がイギリスのテレビや新聞で紹介されるや、世界中から取材が殺到し、大きな反響を呼んだ。著者は、不用品交換で入手したトレーラーハウスに太陽光発電パネルをとりつけて暮らし、半自給自足の生活を営む。手作りのロケットストーブで調理し、歯磨き粉や石鹸などの生活用品は、植物、廃材などから手作りする。衣類は不要品交換会を主催し、移動手段は自転車。本書は、彼の1年間の金なし生活をユーモラスな筆致で綴った体験記である。貨幣経済を根源から問い直し、真の「幸福」とは「自由」とは何かを問いかけてくる、現代の『森の生活』。

世界の10の言語に翻訳され、14か国で刊行。


【著者紹介】
マーク・ボイル : 1979年、アイルランド生まれ。大学で経済学を学んだ後、渡英。オーガニック食品業界を経て、2007年、ブリストルでフリーエコノミー(無銭経済)運動を創始。2008年の「国際無買デー」から1年間お金を一切使わずに暮らす実験を決行すると、世界中から取材が殺到し、大きな反響を呼んだ。現在は、「地域社会の中での自給」をめざし、お金がいらない暮らしのモデル・ビレッジを設立準備中

吉田奈緒子 : 1968年生まれ。東京外国語大学インド・パーキスターン語学科卒。英国エセックス大学修士課程(社会言語学専攻)修了。現在、千葉・南房総で「半農半翻訳」の生活を送っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Kenichi Yanagisawa

    お金を使わずにどのように生活をするかというHOWTO本ではなく、何故こんな生活を目指したのかというメッセージ性の強い作品。 大量生産、大量廃棄から脱却しませんかという話。

  • みき

    賛否両論があるだろうなぁという本。お金がない世界で著者は生きたいと言い、実際に使ってないのではあるがタダで貰うのはOKのようになっているので住居となるトレーラーハウスは貰ったり、大掛かりなパーティをしてはタダで食材は貰ってきている。もちろん無駄にしないのは良い事だけど、それはどうなんだろうと思わざるを得ない。正直、理念は立派だけど都市近郊でこんなことをやってもお金のある世界にフリーライドをしているだけに見える。ミクロな世界がマクロ的にも正しいと思ってしまっている典型例だと思う。自分は相容れない。

  • けんとまん1007

    いやあ〜凄いなあ〜ここまで徹底すると、こうなるのか。つまり、そこまで考えてみないと解らないということだ。逆に、それだけ、ものが見えなくなっているということだと思った。魚の切り身を見て、それが魚の姿だと思う子どもと同じこと。いろいろ苦労しながらも、楽しみを忘れない市井がいいなあ〜と思うし、だからこそ、このような生活もできるのだろう。ここから学べることは多いと思う。ものは考えようだということ、それが根底にないといけないのだと思う。

  • syota

    単なる貧乏暮らしの勧めでも、自給自足のマニュアルでもない。資源枯渇と致命的な温暖化につながる大量生産、大量消費社会に警鐘を鳴らす書だ。著者によれば、人類は当座の快適な生活か、地球環境か、二者択一を迫られている。それを訴えるため、英国ブリストル郊外で一年間カネを使わずに暮らすという実験を敢行。環境に最大限配慮した自らのエコ生活をマスコミやネットを通じて発信し、賛同者を大幅に増やした。その主張に全面的に賛成するかどうかは別にして、これだけ先鋭的な環境運動が広がりを見せていることに、欧州の底力を感じる。

  • ホンダ

    表紙の印象から僻地での自給自足生活の本かと思ったが、タイトル通り「お金」の在り方についての本。廃棄された食品・事務用品など社会のおこぼれもしっかり活用しながら1年のカネ無し生活を通して、サブステイナブルかつ人情味溢れる社会への手がかりを探っていく。著者がイケメンの人気者タイプだからか捻くれたところがなく、理想主義的な言動も鼻につかなかった。欧米には本書に限らず体当たりのドキュメンタリーが多いが、直球の問題提起には素直に好感が持てる。丸ごと参考にするのは無理だけど、現在の生活を見直すヒントにはなるかも。

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