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連載版 マーク・トウェイン自伝(仮)

マーク・トウェイン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784779126765
ISBN 10 : 4779126762
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

『トム・ソーヤー』等に使われたエピソードから、愛する妻娘や猫との思い出、ビリヤード、葉巻といったトウェインお馴染みのアイテム、そして各連載の鮮やかな締めくくり―。文学者トウェインのユーモアを楽しみ、その人と作品を理解するのに最良のテクスト。

目次 : 未来の自伝の模範‐私の家系‐セラーズ大佐のこと/ 出版の苦労話‐熊になって‐いちばんの有名作家‐手紙の値打ち/ 妻オリヴィアとの出会いと結婚‐亡き娘スージーの思い出/ 娘が書いた私の伝記‐批評家たちへの不信‐のみこみの悪さ‐警報器騒動/ 悪態をつく‐『王子と乞食』‐『トム・ソーヤー』の舞台裏‐夜のスケート/ グラント将軍‐女子大学を訪問して‐一人息子の死‐イギリス滞在/ 妻が渡したメモ‐大統領への上手な請願‐お隣のストウ夫人/ ネヴァダの決闘、その〓末/ 君主制を人は求める‐催眠術にかかって/ 移り気な私の兄オーリオン‐ハンニバルでの徒弟時代/ 兄との貧乏生活‐ミシシッピ川のパイロットになる‐ネヴァダでの日々/ 兄の失敗‐テネシーの土地、その後‐兄の失敗は続く‐自伝における真実/ テネシーの土地、再び‐幼少期の記憶‐懐かしい農場の思い出/ 娘クララの我慢強さ‐ドイツ皇帝との会食‐牧師さまの説教/ 飼い猫たち‐服装と老年‐ビリヤードの一戦/ 話に尾ひれをつける‐安物の葉巻‐夢で見た弟ヘンリーの死/ 猫とハエ‐シャボン玉‐自転車のレッスン‐少年時代の悪夢‐ジム・ウルフと猫たち/ クレメンズ家での子供のしつけ方‐精神療法‐娘スージーは私の良き理解者/ スージーによる伝記から‐綴り字について‐カモの子たちの運命‐懐かしのミンストレル・ショー‐〈子供たちの記録〉から/ 無意識の剽窃‐著作権をめぐるトラブル‐天の配剤/ 思い出せないこと‐ハックルベリー・フィンのモデル‐失敗した改心‐学校時代の仲間たち‐連想の力/ 会食はお静かに‐ディーン・セイジの仕返し‐決闘について‐現われた恩人/ 学校時代の仲間たち(続き)‐はしかに罹る‐オックスフォードでの学位授与式‐夢のような仮装行列/ 恥ずかしがり屋のジム・ウルフ‐偶然の再会‐ビリヤードの試合、再び/ 記念パーティでのスピーチ‐犬で稼いだ三ドル

【著者紹介】
マーク・トウェイン : 1835‐1910。本名サミュエル・ラングホーン・クレメンズ。1839年に家族と共に移り住んだ町ミズーリ州ハンニバルで幼少期の大半を過ごし、その後、印刷工、蒸気船パイロット、新聞記者などの職業を転々としながら、文筆家への道を歩み始める。1869年出版の旅行記『イノセンツ・アブロード』で文名を確立し、南北戦争後のアメリカ文学を代表する書き手としての活躍が本格的に始まる。以後の主要作品としては、ミシシッピ川とその周辺の地域を舞台とする『トム・ソーヤーの冒険』『ハックルベリー・フィンの冒険』、子供のための歴史物語『王子と乞食』、風刺に富んだSF的社会改革譚『アーサー王宮廷のコネティカット・ヤンキー』などがある

里内克巳 : 京都大学修士課程修了。京都大学論文博士(文学)。現在、大阪大学言語文化研究科教授。南北戦争後から20世紀初頭までのアメリカ文学を主たる専門とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ケイ

    マーク・トウェインのファンなら必ず手に取って欲しい。彼が人生の後半に口述筆記で少しずつ語った自伝。時系列ではなく、思い出すままにその時の出来事を法螺話でもするように話しているようで、破天荒で、あんたがハックその人だったのか!って言いたくなるほどめちゃくちゃで。でもさすがのストーリーテラー、楽しくてワクワクしながら読んだ。そして、最高の夫で、娘たちの父であったことがわかる。先に逝った娘達への愛の深さが溢れる文章を受けとめきれず、時に本を閉じてしまうほど心に響いてきた。本当におすすめしたい作品。訳者に敬意。

  • アナーキー靴下

    猫好きの話が出てくるのかなと自伝に興味が湧き、自伝としては比較的軽そうな本書を読んでみた。猫の話も出てくるけれど、それよりもトウェインはトム・ソーヤーそのもの、『トム・ソーヤーの冒険』は確かに半自伝的小説なのだと、不思議なほど納得してしまった。実体験をありのままに記述したかどうかではなく、過去との向き合い方、捉え方が、自覚的というか、率直というか。自伝を書くということについて著者自身も語っているし、訳者解説も的確で、トウェイン好きなら読むべしな本だと思う。【マーク・トウェイン誕生日読書会’24】

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