Product Details
ISBN 10 : 4805708344
Content Description
なぜ欧米人が日本法を研究するのか、その疑問に答えるため、ドイツ人5名・オーストラリア人1名・日本人1名による珠玉の日本語論文を掲載した類を見ない書。日本の外国法研究は、長い歴史があり、明治時代だけでなく、それ以前の中国法の継受も含めることができる。これに対し、1990年代以降は、欧米諸国において、飛躍的に日本法研究者の数が増えた。その結果、日本は、表面的には外国法を取り入れたように見えるが、実際の運用には、大きな違いがあることが判明し、それが逆に欧米における日本法研究の意義につながっている。本書は、そのような双方向の研究の必要性を訴え、総論的問題、ADR、債権法改正、憲法の平和条項などを取り上げる。
【著者紹介】
マーク・デルナウア : 中央大学法学部教授、日本比較法研究所研究所員。2002年3月東北大学大学院法学研究科博士前期課程修了。修士(法学)。2013年8月〜現在、Zeitschrift f¨ur Japanisches Recht/Journal of Japanese Law共同編集者
奥田安弘 : 中央大学名誉教授、日本比較法研究所名誉所員。1978年3月神戸大学大学院法学研究科博士前期課程修了。修士(法学)。香川大学法学部助教授、北海道大学大学院法学研究科教授などを経て2009年4月〜現在、北海道大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
