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気象と気候のとらえ方 きまぐれな大気の物理を読み解く

マーク・デニー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784621303207
ISBN 10 : 4621303201
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

なぜ穏やかで安定した天気と激しい雨を降らす不安定な天気があるのか。最新のスーパーコンピューターで計算した天気予報が外れることがあるのはなぜなのか。本書は、そういった疑問に、背景にある物理を説明する形で答える。しかも数式を使わずに。熱、大気循環、海流、…いろいろな現象が影響しあう気象と気候。その複雑な要素をひとつひとつ取りあげ、本質をつかむことができるようにていねいに解説する。大気に関心をもつすべての人が、見上げた空や天気図の後ろにひそむ科学の物語を読みとるための一冊。

目次 : 序章 これからお話ししたいこと/ 第1章 熱を感じて/ 第2章 空と海のもとで/ 第3章 わたしたちの空気/ 第4章 変化する地球/ 第5章 データを集める/ 第6章 統計的にいえば…/ 第7章 ここまでまとめて雲と雨と雪の話をしよう/ 第8章 天気のしくみ/ 第9章 極端な気象―これが新しい「ふつう」の姿なのか/ 第10章 天気予報の世界

【著者紹介】
マーク・デニー : サイエンスライター。理論物理学者。航空力学や気象学をはじめ、さまざまな分野の科学についての著書多数

保坂直紀 : サイエンスライター。気象予報士。東京大学理学部地球物理学科卒。同大大学院博士課程(海洋物理学)を中退し、1985年に読売新聞社入社。科学記者として地球科学や物理などを担当。科学報道の研究により、2010年に東京工業大学で博士(学術)を取得。2013年に早期退職し、2017年まで東京大学海洋アライアンス上席主幹研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • きみたけ

    著者はサイエンスライターで理論物理学者のマーク・テニー氏。数式の多い気象の本で学んだ人には深い理解を、豆知識的に気象に親しんだ人には「なぜ」の理由を。気象に関心をもつすべての人が、見上げた空や天気図の後ろにひそむ科学の物語を読みとるための一冊。コリオリの力やエルニーニョ現象など、身近な気象現象について勉強になりました。

  • こばこ

    ちょっと流し気味に。かなり読み物的にチューニングされた、気象の教科書的な本。難易度は「一般気象学」ぐらいのところにあって、式も使ってない…から大体一般気象学ですね、というところ。一応新しさと写真が使われているところはこの本がまさっていて、元が英語なのでやや読みにくいかなというところでこの本が劣っている感じ?でしょうか。日本語を母語にする人で、導入のために読むなら一般気象学の方が、なんかいろいろ読んで他の表現で読みたいなと思う人はこの本も、という感じでしょうか。

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