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キャパとゲルダ ふたりの戦場カメラマン

マーク・アロンソン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784751529416
ISBN 10 : 4751529412
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

生きるために―ふたりは戦場へ向かった。激動の1930年代、スペイン内戦を世界に伝えた二人のカメラマン、ロバート・キャパとゲルダ・タロー。カメラを武器に革命に身を投じた、若き二人の青春の物語。キャパはゲルダに写真を教え、ゲルダはキャパを、戦場カメラマンとしてプロデュースした。激動の1930年代、夢と理想に燃え、カメラを武器に闘った若き二人の素顔とは…?

目次 : キャパの物語/ 与えられた仕事/ 恋に落ちて/ 写真の中の物語/ 第一歩、革命/ 若き義勇兵たち/ マドリード攻防戦/ キャパの功績/ ともに廃墟で/ ゲルダ、ひとり/ 亀裂/ 勇気/ 森の中の同志たち/ しゃべって、踊って/ あと一日、もう一枚だけ/ 殉教者誕生/ 逃避行/ 「今世紀でもっとも重要な記事」/ なにが残ったのか?/ その目で見よ/ 「くずれおちる兵士」をめぐる論争/ オリヴァー・ローをめぐる戦争/ シリア内戦とスペイン内戦

【著者紹介】
マーク・アロンソン : 主に若い読者向けのノンフィクション作品を発表。2001年、『ウォルター・ローリー卿と黄金郷の探索』で、ロバート・F・サイバート知識の本賞を受賞。ラトガーズ大学で教鞭をとっている。マリナ・ブドーズとは夫婦であり、二人の息子とともにニュージャージー州メイプルウッド在住

マリナ・ブドーズ : 一般書・YA作品の作家。ウィリアム・パターソン大学で教鞭をとっている。マーク・アロンソンとは夫婦であり、二人の息子とともにニュージャージー州メイプルウッド在住

原田勝 : 1957年生まれ。東京外国語大学卒業。英語圏の児童書・YA作品の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 遥かなる想い

    戦場カメラマンとして 著名なキャパと その恋人ゲルダの若き日々の物語である。 反ユダヤ主義の気運が高まる中で、 若い二人はどう生きたのか。 この時代のスペインの風景が写真とともに蘇る。 世界で最も有名な戦場カメラマンの 足跡を 写真とともに 現代に伝えてくれる …そんな作品だった。

  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    若きアンドレ・フリードマンは写真撮影の際、モデルの付き添いである女性と運命的な出会いを果たす。これが戦場カメラマンとして名を馳せる事になったロバート・キャパとゲルダ・タローの出逢いだった。共に野心と理想に燃えていた二人はゲルダによるプロデュースや軽量化・高性能化を果たしていくカメラ技術の発達によって大きく、羽ばたいていく。だが、若者たちの運命はイデオロギー対立となったスペイン内戦によって大きく、変わっていってしまうのだ。ゲルダの事故死がプロパガンダとして利用された事やゲルダを喪った後のキャパのその後が苦い

  • R

    戦場を報道する嚆矢となった伝説的カメラマンロバート・キャパと、その相棒であったゲルダ・タローの生涯を追った本でした。二人の数奇な運命、ユダヤ人がゆえに偽名で名乗っていたとか知らなくて驚いた。二次大戦にいたるまでのスペイン内紛へのかかわりがスリリングで、ほかにもオーウェルやヘミングウェイといった文士も出てきて、当時のヨーロッパ戦史を違う角度から見ることのできる本でもありました。当時の共産主義、ファシズム、社会主義、諸々のイデオロギーの葛藤も読みごたえのある一冊だった。

  • まさ

    『キャパの十字架』を読んでから、キャパが背負い続けたものに関心があった。そこにはゲルダの人生も知っておかなければならず、戦場での彼女の生き様について本書が満たしてくれているようにも思う。「崩れ落ちる兵士」の真贋については補遺で触れられ、登場人物等の解説もあることがありがたい。そして、スペイン内戦の勃興やそれに伴ってヘミングウェイの関わりについても関心が広がる。冒頭にあるノルマンディの写真に至るまで、"キャパ"の作品はやはりゲルダの存在なくして成り立たないのだろうなぁ。

  • りらこ

    #Netgalleyで拝読したため、半分。ゲルダがちょうど将軍に頼んで車に乗せてもらうことにするところまで。あぁ、それはいかんです。乗ろうとしちゃダメ。キャパとゲルダ。ゲルダの気持ちがものすごくわかる。まさにコパンって感覚。ほかの本ではゲルダの撮った写真なのかキャパなのか実はわからないものも多いとか。同じシーンを2人が撮ったものが2点あったけれど、先のものはゲルダの目線が素晴らしく、被写体の気持ちに共感しているのがわかる。後に載っていた逃げてきた家族のものは、ゲルダのものは引いて撮っているのは哀しみゆえ?

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