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ISBN 10 : 481580897X
Content Description
専門家たちとの対話を重ねる中で浮き彫りになった、ADという存在の曖昧さと、単一の病因を求めるモデルの限界。では、研究はどう進められるべきか。臨床診断の結果や遺伝的リスクはいかに理解されるべきか。患者や家族になされるべきことは何か。社会の高齢化にともなう不可避の「謎」と向き合う視座を与える。
目次 : はじめに/ 第1章 アルツハイマー病の構築/ 第2章 アルツハイマー病の基準化を目指して/ 第3章 アルツハイマー病予防への道/ 第4章 体内に潜むリスクの顕在化/ 第5章 アルツハイマー病遺伝子―予告と予防のバイオマーカー/ 第6章 ゲノムワイド関連解析―バックトゥザフューチャー/ 第7章 具現化した前兆とともに生きる/ 第8章 いつ訪れるかわからないチャンス、そして運命の奪還/ 第9章 解決しがたい問題に取り組む/ おわりに
【著者紹介】
マーガレット・ロック : 1936年、英国ケント州生まれ。医療人類学の第一人者であり、日本と北米をおもなフィールドとして長年にわたり精力的に研究を行なってきた。キラム賞、ステイリー賞など受賞も多数。マギル大学医療社会学部・文化人類学部教授、カナダ・ロイヤル・ソサエティ会員
坂川雅子 : 1934年、東京都に生まれる。1960年、東京大学大学院修士課程修了。桐朋学園大学教授、長野県看護大学教授を経て、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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