マーカス・デュ・ソートイ

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数学が見つける近道 新潮クレスト・ブックス

マーカス・デュ・ソートイ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784105901875
ISBN 10 : 4105901877
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
冨永星 ,  

Content Description

「1から100までの整数を全部足せ」。18‐19世紀ドイツの大数学者ガウスは子供の頃、この問題を一瞬で解いたという。そのエピソードに魅せられ数学者となった著者が、「数学とは近道の技法である」をテーマに数学史を辿る。私たちが暮らすこの世界をまるごとそのまま理解するには、人間の能力は限られている。そこで、数学が長い歴史の中で編み出してきた「近道術」の出番。素数、幾何、集合、確率、統計…時間ばかりかかる面倒な手間を省略できる技術を使えば、より有意義なことに人生を振り向けられる。音楽、美術、セラピーなど、様々な分野の専門家たちの「近道術」もレポートする、ユニークな科学エッセイ。

目次 : 第1章 パターンを使った近道/ 第2章 計算を使った近道/ 第3章 言語を使った近道/ 第4章 幾何学的な近道/ 第5章 図解を使った近道/ 第6章 微分を使った近道/ 第7章 データを使った近道/ 第8章 確率を使った近道/ 第9章 ネットワークを使った近道/ 第10章 不可能な近道

【著者紹介】
マーカス・デュ・ソートイ : 1965年ロンドン生まれ。オクスフォード大学数学研究所教授、リチャード・ドーキンスの後任として「科学啓蒙のためのシモニー教授職」も務める。英ロイヤル・ソサエティ・フェロー。多数の専門書執筆のほか、新聞・雑誌に寄稿、BBCで数学番組を監修。2001年、ロンドン数学学会が40歳以下のもっともすぐれた数学研究者に授与するバーウィック賞を受賞。初の一般書である『素敵の音楽』が世界的ベストセラーに。2010年、科学への貢献に対し大英帝国勲章が授与される

冨永星 : 1955年京都生まれ。京都大学理学部数理科学系卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    前の「レンブラントの身震い」が若干難しい気がしたのに比べこちらは数学の楽しいエッセイという感じでした。あまり数式などを使わずクイズ的な質問もあったりして楽しめます。各章についている「ちょっと一息」というコラムが様々な分野ー例えば私の興味のある、美術、音楽、経済学、金融などーで興味を持たせてくれます。昔読んだ「百万人の数学」を思い出しました。

  • やいっち

    一般向けサイエンス書は好き。数学もマストアイテム。ソートイの書も、世界的ベストセラーの『素数の音楽』を始め、『知の果てへの旅』『レンブラントの身震い』など翻訳書は欠かさず読んできた。本書の刊行も新聞で知り即 買った。

  • わたなべよしお

    ソートイさんの他の本は僕でも読めたが、この本は数学音痴には相当、高度だった。それでも、読みながら、やはり日本の教育は間違っているのではないか、と強く感じた。例えば、微積分。その内容については教えるが、微積分が何故、生まれたのか。なぜ、微積分が必要で、どんなことに役立つのか、は教わった覚えがない。本質を教えずに現象だけを教えていないか。何故、何のために代数があるのか。ゼロの発明は何故凄いのか。そういうことが僕にだって分かってくる。そんな本だった。

  • ズー

    昔からずっと数字と数学は本当に苦手で、そんな数学を知りたいと思い手に取る。クレストブックスだから、きっと楽しく読める内容なんだろうと思い。こんなん役に立つのか?と思ってきた数学、じつは何もかも数学で表したり、分析することができる。頭のいい人だけの特別な学問とばかり思っていたが、とんでもない!あらゆる分野に数学を絡めて、エピソードを分かりやすく説明してくれていて、数学の素晴らしさ!近道を見つける素晴らしさが分かった。とても面白い本だった。色々考え方が変わった。

  • koji

    新潮社クレストブックから、小説ではない数学の本が出ていることに興味を持ち、購入。数学に対する見え方が変わる良書だが、出てくる話はやや難しくて、完全に理解は出来ず。AIと違い、人間は怠け者だからこそ近道を探すという描写はなるほどと思わされた。

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