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僕らは星のかけら 原子をつくった魔法の炉を探して

マーカス・チャウン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784797332445
ISBN 10 : 4797332441
Format
Books
Release Date
September/2005
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
糸川洋 ,  

Content Description

物質はすべて原子で成り立っている。私たち人間も例外でなく、「星のかけら」たる原子の集まりなのである。古代ギリシャの原子仮説から、ビッグバンや超新星爆発という現代宇宙論への系譜を、「元素の起源」というテーマに沿って面白くわかりやすく解き明かした、科学啓蒙書の傑作。

目次 : 第1部 原子(自然を構成するアルファベット/ 原子は最小の存在ではない)/ 第2部 原子と星明かり(崩壊する太陽/ かすかな星明かりに基づく推論/ 本来の値を上回る水素の質量/ 太陽のトンネル効果/ 太陽光の製法)/ 第3部 魔法の炉(神の加熱炉/ 時の始まりの灼熱地獄/ 恒星の謎を解く鍵 ほか)

【著者紹介】
マーカス・チャウン : 1960年英国生まれ。カリフォルニア工科大学で電波天文学を学んだ後、現在、英国の科学雑誌New Scientistで天文分野のサイエンスライターとして活躍中。Afterglow of Creationは1994年のGlaxoWellcome ABSWサイエンスライター賞を受賞

糸川洋 : 1949年、東京生まれ。慶応大学卒業後、マニュアルライターなどを経て、現在、フリーランスの翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • harass

    科学啓蒙書の再読。元素構造の解析から始まる科学者たちの発見の歴史を語る。太陽の熱と光は何なのか、といった素朴な疑問へにどのように答えを出していったのかや、元素の根源的な発生過程はどのようなものかを論証した科学者。天才や思いつきの仮説と検証のサイクルの繰り返しが科学であるが、理論だけで、遠く・小さくて見えないものの構造を思いつくものだと感心する。やや難しいところがあるが実にセンス・オブ・ワンダーなワクワク感に満ちた読み物。文系の自分にはあっけにとられてしまった。宇宙そのものの誕生まで論じられるからだ。名著。

  • ヨクト

    これは科学啓蒙書として本当に素晴らしいと思う。たしかに難しい、ぼくも理解が及んでいない部分も多いが、これ以上簡略化するとこの科学探求の面白さを半減させることとなる。原子の発見、原子より小さい要素の発見、原子の発生源、太陽の科学、宇宙の科学。宇宙137億年の歴史は未知に溢れ、その分だけ科学の物語がある。そんなことを感じさせてくれる素敵な本だ。

  • chiru

    子供の本。人類が、原子の謎を発見し解明するまでを辿る、科学史。謎を解明しようとする科学者たちの努力にエールを送りたくなるし、タイトルからわかるようにロマンチックで哲学的。子供は、宇宙に存在し、すべての生命体の構成材料である「炭素」に一番興味があるそう。宇宙の謎の魅力に、人間はいつまでも惹きつけられるんだろうな。★5

  • たー

    元素の生成に焦点を当てて、物理学の歴史を振り返った本。やや難しいが、まさに我々の体が「星のかけら」でできていることがよく分かった。

  • goose

    面白い。 もっと知識をつけてから再読したい。 面白さ10倍増しの予感しかない!

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