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ISBN 10 : 427613126X
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目次 : ■ベートーヴェン 交響曲作曲家の最たる者 / ナポレオン・ボナパルト/管弦楽の重量感 / 男性性という幻想/構造 / ジャン・パウル風の「山羊の足」 / 九つの交響曲 / ■個別的考察へのプロローグ / 無為な憶測 / 思想を背負ったプロローグから解放的なフィナーレへ / 根源的な冒頭/元型のイメージ / 一考の価値あるフガート/異彩を放つ不協和音 / 「間違った」出だし/奔放なティンパニ / 表現を強める短縮 / ベートーヴェンの『英雄』への思い入れ / 境界の超越 / ■交響曲第1番から第9番まで / 交響曲第1番 ハ長調 作品21 / 交響曲第2番 ニ長調 作品36 / 交響曲第3番 変ホ長調 作品55『英雄』 / 交響曲第4番 変ロ長調 作品60 / 交響曲第5番 ハ短調 作品67 / 交響曲第6番 ヘ長調 作品68『田園』 / 交響曲第7番 イ長調 作品92 / 交響曲第8番 ヘ長調 作品93 / 交響曲第9番 ニ短調 作品125 / *訳者あとがき/参考文献
【著者紹介】
マルティン・ゲック : 1936年、ドイツのヴィッテン生まれ。ミュンスター、ベルリン、キールで音楽学、神学、哲学を専攻。1976年よりドルトムント大学(現ドルトムント工科大学)で音楽学および音楽教育学の正教授となり、2001年に退職した後も同大学で教鞭を執る。17世紀から19世紀までの音楽史を専門とし、数多くの著書を執筆。ドイツ音楽史に関する著書や、大作曲家(バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、シューマン、ワーグナー、ブラームスなど)の伝記は高い評価を得ており、数十の言語に翻訳され、多数の文学賞を受賞している
北川千香子 : 慶應義塾大学准教授。専門は演劇・オペラ研究。広島大学、テュービンゲン大学、ウィーン大学、ベルリン自由大学で演劇学、ドイツ文学、音楽学を専攻。研究テーマは主にワーグナー、現代音楽劇、現代演出。2013年にベルリン自由大学演劇学研究所で博士号取得。ワーグナーや現代演出に関する論文を多数執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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