マルタ・マクドウェル

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ビアトリクス・ポターが愛した庭とその人生

マルタ・マクドウェル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784890137541
ISBN 10 : 4890137548
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ピーターラビットの作者ビアトリクス・ポター。ポターのおはなしに動物とともに登場する植物たちは、生き生きととてもリアルに描かれています。ポターは執筆活動のかたわら、庭づくりにいそしみ、みずから畑で花々や野菜を育てました。挿絵に描かれた植物や庭の風景は、実際に彼女の身近にあったものなのです。本書では、まず第1部でポターの人生をたどりながら、そこに園芸がいかに大きくかかわっていたのかを紹介。第2部では、ポターが実際にどんな庭づくりをしていたのかを、四季をとおして美しい写真や愛らしい挿絵とともに眺めます。第3部では、現在訪れることのできる、ロンドンや湖水地方のポターゆかりの各地をご案内します。作品のほか本人の手紙や日記などを手がかりに、マルタ・マクドウェルが現役の園芸家ならではの視点で、ポターの作品のなかにひそむ楽しい発見を伝えてくれます。

目次 : 第1部 園芸家としての人生(発芽期/ 分枝期/ 開花期/ 定着期/ 成熟期/ 結実期)/ 第2部 ビアトリクスの庭の一年(冬/ 春/ 夏/ 秋)/ 第3部 ビアトリクスの庭を訪ねて/ 付録

【著者紹介】
マルタ・マクドウェル : 米ニュージャージー州在住の造園家、文筆家。ビアトリクス・ポター協会会員。園芸にまつわる文筆活動、講義などをおこなうほか、ニューヨーク植物園で景観史(landscape history)や園芸学を教える。近年は、特に「ペンと園芸ごて」(作家とその庭のかかわり)に関心を寄せ、これをテーマにした著書を出版している。ビアトリクス・ポターとその庭を取りあげた『ビアトリクス・ポターが愛した庭とその人生―ピーターラビットの絵本の風景』は、2014年に園芸作家協会賞(The Award of Garden Writers Association)の金賞を受賞している

宮木陽子 : お茶の水女子大学大学院英文科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • らん

    ビアトリクスの庭はどの季節もとっても素敵。フロックスやクレマチス、クジャクサボテン、スノードロップ、パンジー、描かれたお花の水彩画は繊細さや大胆さが感じられます。写真で味わえる四季も素敵。幼少期に見た光景も物語を生む一部になったのですね。庭の絵を描く事は心の治療でもあったよう。シェイクスピアの戯曲を暗唱し寝室はモリスの壁紙。庭にはバラがないと満足できなかったビアトリクス。他人様の庭からこっそり植物をもらってきて自分の庭に植えていたエピソードが微笑ましく愛着が沸きました。手紙で語る植物を慈しむ気持ちが好き。

  • りるふぃー

    ポターさんの身近にあった植物を丁寧に研究してあり、オールカラーで写真も豊富。イギリスと日本は気候が違いますが、ポターさんの愛した花の中に、日本でも簡単に育てられる花もたくさんありました。憧れのポターさんにほんの少しでも近づく為に、早速取り入れてみたいです。ポターさんの人生を見てみると、悲しいことや回り道も全て無駄ではないとわかります。正しいお金の使い方を知っていたポターさんのお陰で守られた湖水地方が、いつまでも美しくありますように…

  • みよちゃん

    今迄の本と同様ポターへの深い愛情に包まれて書かれていた。その上庭を創り上げる過程まで絵と手紙や文章から引用して、四季折々、絵本に表現されている植物などが詳細に、索引も丁寧に作られていた。より一層ポターが身近になりました。憧れのガーデニング、出来ないけど、眺めるのは大好き。

  • 豆茶

    ポターのガーデナーとしての面に焦点を当てて書かれた本。美しい田舎に家や農場を買って自分の理想の庭を造り、そこを舞台に愛らしい絵本を描く…いとうせいこうさんいうところの“ベランダ―路上派”には、ため息しか出ない暮らしだなあ。まんま絵葉書な庭や風景の写真、ポターが描いた風景画や植物のスケッチ(ペンと水彩で描かれた花の絵が好き)…きれいなものばかりで、目の保養にもなりました。

  • Risa Shimowada

    しみじみ癒される本。彼女は湖水地方と植物を本当に愛していたんだなあと感じられる。沢山の写真と彼女のスケッチもいい。ささっと書いているようにみえてどれも素晴らしい絵。ただ、植物に馴染みがないので、本文に登場する植物すべての写真を載せてほしかったな。読んでいても植物のイメージが持てずもどかしいことが多かった。数年前に旅行した湖水地方の情報もだいぶ忘れかけてて、自分が訪問した場所なのかそうでないのかが思い出せず、ポター情報を携えて再訪したい。しかし私は「ビクトリアス・ポター」と名前間違えて覚えていたかも。。

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