マルセロ・グライサー

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物理学は世界をどこまで解明できるか 真理を探究する科学全史

マルセロ・グライサー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784826901963
ISBN 10 : 4826901968
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

実用面で成果を挙げる物理学が、未だに宇宙の真理にたどり着けないのはなぜか?世界に関する知識の歴史・物理法則・人間の認知から浮き彫りになる「限界」を通して、科学がもつ力をとらえなおす。

目次 : 1 世界の起源と天界の本質(信じる意志/ 空間と時間を越えて/ あるべきか、なるべきか、それが問題だ ほか)/ 2 錬金術から量子へ―実在のとらえがたい本質(すべては無の中に浮いている/ 技と自然の驚くべき力と効力/ 捉えどころのない熱の性質 ほか)/ 3 心と意味(人間の法則と自然の法則/ 不完全性/ 超人的な機械の不吉な夢、あるいは情報としての世界 ほか)

【著者紹介】
マルセロ・グライサー : ダートマス大学の理論物理学者。宇宙の最小の構成要素についての物理学と宇宙全体を研究する物理学が融合した素粒子宇宙論を専門とする。宇宙・生命・意識の「三つの起源」に関する根源的な問いに焦点を当て、自然における複雑な構造の出現を研究している。一般向けの執筆活動にも力を入れている。ニューハンプシャー州ハノーバー在住

藤田貢崇 : 法政大学経済学部教授。科学誌natureの翻訳者。科学を専門としない人たちに科学を正しく、わかりやすく伝えるための方法や、科学ジャーナリズムの研究を行っている。NHKラジオ「夏休み子ども科学電話相談」の回答者としても活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 鴨長石

    著者は科学によって解明された知識を「島」で例える。科学の発達によって「島」はだんだん広がっていくが、未知の「海」と接するところも増えていくという意味だ。科学の発展にゴールなどないということをわかりやすく示している。現在真理とされていることは暫定的なものにすぎないという考え方を、科学者・一般人ともによく考える必要があると思う。

  • belier

    だいたい他の本で読んだ知識の繰り返し。いい復習になった。

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