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「失われた時を求めて」名文選

マルセル・プルースト

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000222464
ISBN 10 : 4000222465
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

繊細複雑な文章と、その長さで文学史にそびえ立つ『失われた時を求めて』。岩波文庫版を全訳した編者が、生と死/愛と性/認識と忘却など、八つのテーマで選び抜いた断章は、あらすじを知らずとも、どの頁からでも気軽に楽しめる。人間と社会の深層をえぐる箴言と散文詩のような珠玉の文章には、世界の見方を一新する言葉が煌めく。

【著者紹介】
マルセル・プルースト : 1871‐1922。パリに生まれ、同地に没す。父親はパリ大学医学部教授。母親は裕福で教養ゆたかなユダヤ人。パリ大学文学部卒。正業につかず、主として親の遺産で暮らす。早くから文学に志し、初期の文集『楽しみと日々』(1896)の刊行や未完の小説『ジャン・サントゥイユ』の執筆(1895‐1899頃)などを経て、全7篇の長篇小説『失われた時を求めて』(1913‐1927)を執筆(第5篇以降は死後出版)

吉川一義 : 1948年、大阪市生まれ。東京大学大学院博士課程満期退学。パリ・ソルボンヌ大学博士。京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 読書家さん#2EIzez

    ◯自分自身に関する本人の言い分は大抵滑稽なものになる。◯精神が外観に過ぎないのを実体と思い込む、そんなまがいの安住の地を妨げるのが陰口。◯頑固者とはある他人に受け入れられなかった弱いもの。他人に頓着しない、強い者だけが世間の言う弱点、優しさを持つ。 ◯人は深く考えなかったこと他人の真似や周囲の熱狂の煽られはたちどころに忘れてしまう。◯記憶の最良は忘却のなか。こちらは心配せずとも年をとればやってくるだろう。香りや味、音で忘れたものがよみがえる。わざわざ真似するものがいそうだな。→ 音楽で思い出す記憶は

  • 読書家さん#2EIzez

    ◯身体についてプルーストは我々は病気になると異界の世界に行くと書いてある。最近「我々」と知らない相手に語りかける人がいたのだが、違和感があった。 なんら、言われる利害関係がないからである。 我々という意識はあのひととは異なりますという、否定形の形である。だとしたら何としみったれた言葉であろうか。  ◯医学について。議論はあるが、お世話になりたくないので懐疑的が理想。薬の方が確かであり、個人的にはずっと上だと思っている。◯老いと死に平然と挑む。 想像力に欠ける者は果敢に挑む。勇敢だからではない。

  • 読書家さん#2EIzez

    波乱万丈、エピソード、は知的人生。 これも好きな文。今のきれい事、保守的社会傾向の人のつまらなさと 反比例していて。ただしエピソードと言っても、中味は 披露した時点で味気なくつまらなくなるもので結局は本人にしかわからないのだ。他人の旅の感想を聞くのと似ていることだろう。◯睡眠こそ強力な睡眠薬。昼間に寝てしまうと夜寝れない。睡眠薬の処方とはどんな時なのか。養老さんが眠たくなれば眠るなんて当たり前のことを言っていたが、やはり社会に合わせると小説のようには行かないのだろう。

  • 読書家さん#2EIzez

    プルーストを14巻も読めないので抜粋した文を読書した。フランスペンパルから理解がむつかしいと言われたのだ、ローカル人には敵わないし意味があると思うが、 為になる本だったからまとめてみよう。 ◯習慣は人を愚鈍にするほかない。危険な陶酔の毒物をラベルなんらかえずに、悦楽もたらさない無難なものにする。フランスらしいな! ◯自分自身で叡智を発見しなければならない。→読書もそうだが自分の環境で経験の積み重ねが大なり小なり叡智獲得の信用に値するんじやないかな。年齢的には果たしてどうなんだろ、糊代は怪しい。

  • 読書家さん#2EIzez

    たくさんある。 香りや味で思い出すとすれば、、。うむ わたしの五感は足りないようだ。 香りでは臭い思い出ならあるようだ。味ならばおふくろの味になると思われる。

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