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ISBN 10 : 4150503745
Content Description
「生物学におけるDNAの発見に匹敵する」と称されるミラーニューロンは、サルで発見された、他者の行動を見たときにも自分が行動しているかのような反応を示す脳神経細胞。この細胞はヒトにおいて、他者が感じることへの共感能力や自己意識形成といった、じつに重要な側面を制御しているという。ミラーニューロン研究の第一人者自らが、驚くべき脳撮像実験などの詳細を紹介しつつ、その意義を解説する。
目次 : 第1章 サルの「猿真似」/ 第2章 サイモン・セッズ/ 第3章 言葉をつかみとる/ 第4章 私を見て、私を感じて/ 第5章 自分に向きあう/ 第6章 壊れた鏡/ 第7章 スーパーミラーとワイヤーの効用/ 第8章 悪玉と卑劣漢―暴力と薬物中毒/ 第9章 好みのミラーリング/ 第10章 ニューロポリティクス/ 第11章 実存主義神経科学と社会
【著者紹介】
マルコ・イアコボーニ : イタリア生まれの神経学者。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)デイヴィッド・ゲフィン医科大学院の精神医学・行動科学教授。同大のアーマンソン=ラブレース脳機能マッピングセンターを拠点とし、独創的な脳撮像実験を駆使してミラーニューロン研究をリードする、この分野の世界的権威
塩原通緒 : 翻訳家。立教大学文学部英米文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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