マルコム・グラッドウェル

Individuals/organizations Page

Books

トーキング・トゥ・ストレンジャーズ 「よく知らない人」について私たちが知っておくべきこと

マルコム・グラッドウェル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334962425
ISBN 10 : 4334962424
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

軽微な違反で警官に車を止められた女性は、なぜ逮捕され、数日後に留置所で自殺することになったのか。有名アメフトコーチによる少年たちへの性的虐待が長年発覚しなかったのはなぜか。誰もがある女性を殺人犯に違いないと思い込んだのはなぜか―。これらの悲劇はすべて、人は初期状態では他人を信用してしまうという性質、そして、人の感情や考えは顔や態度を見ればわかるという根本的な間違いに起因している。「他者」はあなたが思うほど単純ではないのだ。ではわたしたちは、どのように他人について判断すべきなのか。『第1感』『天才!』などの世界的ベストセラーを送り出してきたグラッドウェルが、多様な実例と鋭い洞察力によって、人間の性質に関する定説の誤りを暴き、「他者といかにつきあうか」という人間の根源的な営みに新しい光を当てる。「他者」と出会う機会がかつてなく多い時代における必読の書!

目次 : 第1部 スパイと外交官―ふたつの謎(フィデル・カストロの復讐/ アドルフ・ヒトラー総統と知り合いになる)/ 第2部 デフォルトで信用する(キューバの女王/ 佯狂者/ 事例研究 シャワー室の少年)/ 第3部 透明性(『フレンズ』型の誤謬/ アマンダ・ノックス事件についての単純で短い説明/ 事例研究 社交クラブのパーティー)/ 第4部 教訓(テロリストの心の内は覗けるか)/ 第5部 結びつき(カップリング)(シルビア・プラス/ 事例研究 カンザス・シティーの実験/ サンドラ・ブランドに何が起こったか)

【著者紹介】
マルコム・グラッドウェル : 多くの国際的ベストセラーがあるノンフィクション作家・ジャーナリスト。イギリスに生まれ、カナダ・オンタリオ州で育つ。トロント大学卒業。ワシントン・ポスト紙のビジネスと科学分野の記者、同紙ニューヨーク支局長を経て、1996年よりニューヨーカー誌のスタッフライターを務める。タイム誌の「もっとも影響力のある100人」にも選出されるなど、圧倒的な人気と評価を得ている。ポッドキャストのRevisionist Historyのホストも務める

濱野大道 : 翻訳家。ロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS)、同大学院修了。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • アナーキー靴下

    テレビで見たトゥルース・デフォルト理論(人間は相手を信用するように初期設定されている 心理学者ティム・レバインによるものだが未訳とのことで残念)が興味深く、調べて本書に行き着く。本書はその理論が度々引き合いに出されるものの心理学の本ではなく、過去の事件や事例を分析し紹介する内容。面白くはあるが、複合的な問題が絡むせいで論拠が掴みにくく、読後の咀嚼が必要になる。よそ者だろうが身近な人だろうが他人のことは見抜けない。これは人間関係で責任を負うのは本音ではなく建前だからだと思う。共同体幻想における役割、演技。

  • ミライ

    マルコム・グラッドウェルの新刊は、他人とのコミュニケーションの難しさを語った一冊。ビジネス書というよりはノンフィクション小説に近い内容(400ページ超とかなり長い)、 2015年に発生した、黒人女性が車線変更時に方向指示器を出さなかっただけで白人警察官に逮捕され、自殺した事件の本当の原因を、さまざまな事例を通して解明していく。中でもキューバのスパイが長年CIAの中枢に潜入していて、誰もスパイだと気付かなかったという事例は、ショッキングだが、簡単に他人を信用してしまう人の思考など学べることも多かった。

  • yyrn

    様々な犯罪や不幸な出来事の原因解明に当たった人々の行動や判断、または実験結果を通して人間が陥るワナを教えてくれる本。事例が豊富で詳細で、かつ多層化しているので読みごたえはあったが、少し疲れる本w。▼私は複数の組織で採用面接の場に立ち合ってきたが、好印象を持った者が採用後、想定通りに活躍しているかと自問すれば半々で、人を見定めることの難しさを感じていたが、この本を読んで腑に落ちた。履歴書などの事前情報と、面接時の態度が想定と合致していれば、そうであろうとたやすく信じてしまうカラクリを知り、私ばかりではなく⇒

  • ばんだねいっぺい

    本書が言うことは、人は、騙されやすいように生きている。デフォルトで人を信用するようにできている。だからこそ、信用を確保するため、自身の不安を取り除くためにに足場にしがみつくことがあるということだ。せめて、信用と平行して仮説を保持できればよいのかもしれない。

  • kanki

    よく知らない相手と話すのは難しいのだ、相手は単純ではないし、表情や気持ちを読み取れると勘違いしてしまう。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items