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ISBN 10 : 408721088X
Content Description
【世界最高峰の知性たちが描く、危機の時代の羅針盤】
利潤率低下=資本主義の終焉という危機は、資本の抵抗によって人々の貧困化と民主主義の機能不全を
引き起こしたが、そこに制御困難なAI(人工知能)の発達と深刻な気候変動が重なった。
我々が何を選択するかで、人類の未来が決定的な違いを迎える「大分岐」の時代――。
「サイバー独裁」や「デジタル封建制」はやって来るのか?
世界最高峰の知性たちが日本の若き経済思想家とともに、新たな展望を描き出す!
【著者略歴】
■マルクス・ガブリエル
史上最年少でボン大学哲学正教授に抜擢された天才哲学者。ベストセラー『なぜ世界は存在しないのか』、
NHK『欲望の資本主義』シリーズなどでメディアの寵児に。
■マイケル・ハート
グローバル資本主義が変容させる政治・経済の姿を描き切った『<帝国>』(ネグリとの共著)。
その大著の予見の正しさが日々、証明されるなか、世界の社会運動の理論的支柱となっている。
■ポール・メイソン
ナオミ・クラインらが絶賛した『ポストキャピタリズム』で、情報テクノロジーによって
資本主義は崩壊すると主張し、次なる経済社会への移行を大胆に予言。鬼才の経済ジャーナリスト。
■斎藤幸平(さいとうこうへい)
1987年生まれの若き経済思想家。大阪市立大学大学院経済学研究科准教授。
Karl Marx's Ecosocialism: Capital, Nature, and the Unfinished Critique of Political Economy
で権威あるドイッチャー記念賞を史上最年少で受賞。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。
【おもな内容】
■第1部 マイケル・ハート
資本主義の危機/政治主義の罠/<コモン>から始まる新たな民主主義/貨幣の力とベーシックインカム
■第2部 マルクス・ガブリエル
「ポスト真実」の時代を生んだ真犯人/「人間の終焉」と相対主義/ 新実在論で民主主義を取り戻す
未来への大分岐――環境危機とサイバー独裁
■第3部 ポール・メイソン
資本の抵抗――GAFAの独占はなぜ起きた?/シンギュラリティが脅かす人間の条件/
資本主義では環境危機を乗り越えられない/生き延びるためのポストキャピタリズム
【著者紹介】
マルクス ガブリエル : 史上最年少で、権威あるボン大学哲学正教授に抜擢された天才哲学者。既存の哲学の諸問題を乗り越える「新実在論」を提唱
マイケル・ハート : 政治哲学者。新たな権力の形にいかに抵抗するかの戦略を模索し続け、ウォール街占拠運動をはじめとする社会運動の理論的支柱となっている
ポール・メイソン : ガーディアン紙などで活躍するトップクラスの経済ジャーナリスト。『ポストキャピタリズム』で、資本主義は情報テクノロジーによって崩壊すると主張し、次なる経済社会への移行を大胆に予言。欧米の経済論壇の話題をさらった
斎藤幸平 : 1987年生まれ。大阪市立大学大学院経済学研究科准教授。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。博士(哲学)。専門は経済思想。Karl Marx’s Ecosocialism:Capital,Nature,and the Unfinished Critique of Political Economy(邦訳『大洪水の前に―マルクスと惑星の物質代謝』)によって、ドイッチャー記念賞を日本人初、史上最年少で受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
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おたま
読了日:2020/04/09
キク
読了日:2022/03/05
Isamash
読了日:2023/08/11
翔亀
読了日:2021/04/08
アベシ
読了日:2021/11/06
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