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ISBN 10 : 4000613685
Content Description
アイヒマン論争で交友を断ったアーレントとショーレムは、そこにいたるまで、壊れやすい友情を抱えながら互いに真摯に向き合おうとしていた。ベンヤミンの死、シオニズム論争、ナチスによる破壊からのユダヤ文化の再興、そしてアイヒマン論争…。一九三九年から六四年までに交わされた一四一通の書簡を通じて浮き彫りになる、知られざる真実とは。併せて収録するアーレントのヨーロッパ調査報告(一九四九‐五〇年)は、本書で初めて公表された。
目次 : 1 書簡(書簡1/ 書簡26/ 書簡51/ 書簡76/ 書簡101/ 書簡126)/ 2 関連資料(新たに考察されたユダヤ人の歴史―ゲルショム・ショーレムの『ユダヤ神秘主義の主潮流』について/ 調査報告/ ユダヤ文化再興財団の歴史について)
【著者紹介】
マリー・ルイーズ・クノット : 著述家、編集者。詩の翻訳者。1986年からハンナメアーレントについての著作を発表してきた
ダーヴィト・エレディア : 歴史家、文化学研究者
細見和之 : 京都大学大学院人間・環境学研究科教授。ドイツ思想
大形綾 : 京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程。アーレント研究
関口彩乃 : 京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程。平和学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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