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ISBN 10 : 4065359058
Content Description
彼女を大胆な行動に駆り立てた理由とは?
周囲の沈黙と冷笑の中、すべてを失いながら自らの良心に従いながら必死で行動し、自由を勝ち取った女性の手記。
ロシアのウクライナ侵攻後まもない2022年3月14日。政府系テレビ局チャンネル1のニュース番組中にスタジオに乱入し、反戦ポスターを掲げた女性。この映像は瞬く間に全世界に配信され、一躍時の人となったマリーナ・オフシャンニコワ。
しかし欧米での賞賛の一方、母親はじめ国内の多数派からは「裏切者」のレッテルを張られる。
同局のニュース編集者として何不自由ない暮らしをしていた彼女をこの行動に駆り立てた理由とは?
そして、彼女の周辺のメディア関係者は、ごく少数の支援者の強まる言論統制のなかでどのような行動をとっていたのか?
さらに反戦行動後、全財産を失うも、最終的には娘を連れて決死の国外脱出に成功するまでの激動の7ヵ月間を描く。
【著者紹介】
マリーナ・オフシャンニコワ : 1978年、ロシア人の母とウクライナ人の父の間に生まれる。生後まもなく父親は死亡。母親の仕事の関係でチェチェンのグローズヌイに6歳から16歳まで住んでいたが、94年の第1次チェチェン紛争により難民となる。大学卒業後、地方テレビ局の記者およびニュースキャスターとして働き、2003年以降は第1チャンネルでニュース編集者として活動。ロシアのウクライナ侵攻後の2022年3月14日、ニュース番組の生放送中に反戦ポスターを掲げて乱入、彼女の抗議は全国的なスキャンダルと世界的な反響を巻き起こした。彼女は告発され自宅軟禁されるも、娘を連れて国外脱出。その後、ロシアの裁判所は彼女に対し欠席裁判で「ロシア軍に関する虚偽の情報を拡散した罪」で8年6ヵ月の懲役刑を下す
武隈喜一 : 1957年、東京都生まれ。上智大学外国語学部ロシア語学科、東京大学文学部露西亜文学科卒業後、出版社、外国通信社を経てテレビ朝日入社。1994〜99年モスクワ支局長、2012〜13年北海道大学スラブ研究センター客員教授、16〜21年、テレビ朝日アメリカ社長
片岡静 : 英語、フランス語、ロシア語などの翻訳・通訳者で、複数言語の比較チェッカーもつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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読了日:2024/10/15
Oki
読了日:2024/06/23
KocmocKocma
読了日:2024/06/10
takao
読了日:2024/07/19
アカショウビン
読了日:2024/09/09
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