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ISBN 10 : 4582768911
Content Description
「もうこんな暮らしはごめんだ」とグアドループ島を出、パナマ、サンフランシスコで暮らし金銭を蓄え財をなし、島の黒人中産階級になった曾祖父アルベールの流浪の人生。パリ留学後、ロンドン、ニューヨーク、ジャマイカを彷徨い、はてはフランスの夫の下に帰る母テクラの破綻の人生。アルベールとテクラのふたりの生涯を中心に、曾孫/娘ココが語るルイ家四代の“悪辣な生”は、一家系の物語をこえたカリブ海現代史ともいえる。アナイス・ニン賞受賞作。
【著者紹介】
マリーズ・コンデ : 1937年、カリブ海のフランス海外県グアドループ島生まれ。16歳で島を離れ、パリで教育を受ける。1960年代を通じて4人の子供を育てながらギニア、ガーナ、セネガルで教員生活、70年代にはパリに戻り、75年にパリ大学で博士号を取得(比較文学)、また76年にHeremakhononを発表して小説家としてデビューする。アメリカ合衆国各地の大学で教鞭をとり、フランス語圏文学を教えながら旺盛に作品を発表してきた。2004年、「奴隷制記憶委員会」の初代委員長に。コロンビア大学退職後はパリを経て南フランスに在住。2018年、ノーベル文学賞中止に際してスウェーデンの市民団体が設立したニュー・アカデミー文学賞を受賞。英語圏のトニ・モリスン(1931‐2019)と並ぶ、フランス語圏の代表的黒人女性作家
管啓次郎 : 1958年生まれ。詩人、比較文学者。多くの批評的エッセーを書いてきた。『斜線の旅』で読売文学賞(随筆・紀行)受賞(2011年)。世界各国で招待朗読を行っている。明治大学大学院理工学研究科総合芸術系教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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三柴ゆよし
読了日:2020/04/14
hiroizm
読了日:2020/09/05
アマヤドリ
読了日:2023/12/17
geromichi
読了日:2024/11/12
Tozza
読了日:2024/09/17
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