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黄金比はすべてを美しくするか? 最も謎めいた「比率」をめぐる数学物語

マリオ・リヴィオ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784152086914
ISBN 10 : 4152086912
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2005
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

黄金比が用いられていると言われてきた芸術作品を再検討し、黄金比伝説のどこまでが妥当かを丹念に調査。さらに、歴史を彩る「黄金比に取り憑かれた人々」を紹介しながら、黄金比が持つ本当の魅力と面白さを説く。

【著者紹介】
マリオ・リヴィオ : 宇宙物理学者。アメリカの宇宙望遠鏡科学研究所の科学部門長をつとめた。宇宙の膨張からブラックホール近傍の物理現象、知的生命の創出など、関心は広い。『黄金比はすべてを美しくするか―最も謎めいた「比率」をめぐる数学物語』で国際ピタゴラス賞とペアノ賞を受賞した

斉藤隆央 : 1967年生まれ。東京大学工業化学科卒業。科学書を中心に翻訳に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • くれの

    ダ・ヴィンチ・コードで一躍脚光を浴びた1.6180…と続く無理数の極みの謎を読み解く楽しさがありました。五芒星に隠された神秘的な美しい数値が潜むとされる芸術群に対しその真贋を冷静に見極めるスタイルが良かったです。

  • hitosapi

    「黄金比って古くからいろいろなところに現れていてすごい!」という内容の本や記事は多いが,本書はそのような文章で取り上げられる例(ピラミッド,モナリザ,などなど)について厳しい目で検証していくという内容。こういった内容をcritical な視点から扱ったものは初めて触れたので,非常に新鮮だった。

  • かじ

    1:1.618...という数字はなんとなく知っていたけど、それがなぜ「黄金比」とされるに至ったのかが具体的にわかった本。そもそもの数の概念の起源、5という数と黄金比の結びつき、さらにフィボナッチ数列との関係性までをも紐解いてもらうと、Φの持つエレガントさに感嘆するほかない。とはいえ、黄金比そのものが美しさを内包することは疑いようがないが、美しいと感じるものがすべて黄金比に基づくかといえば決してそうではない。こじつけもほどほどに、という話でもあるが、本書が示す数学の世界には充分魅了された。

  • nobico

    ダヴィンチコードを読んだ後だったから楽しかった

  • 84q

    歴史の項目が長くて読みにくかった。 もう少し数学的なことを書いて欲しい

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