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蛇との契約 ロマン主義の感性と美意識

マリオ・プラーツ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784756601711
ISBN 10 : 4756601715
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2002
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
浦一章 ,  

Content Description

目次 : 第1部 恐怖の三巨匠/ 第2部 ラファエル前派/ 第3部 唯美主義の生みの親たち/ 第4部 奇人変人たちの展示館/ 第5部 ダヌンツィオ博物館/ 第6部 プルーストの室内装飾/ 第7部 フロレアーレ様式/ 第8部 ココシュカの人形

【著者紹介】
浦一章 : 東京大学文学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • roughfractus02

    G・R・ホッケがマニエリスムの原初モデルをアジア的自然を排除してポリスの秩序=宇宙(コスモス)を作ったギリシャに設定したのに対し、著者はロマン派の原初モデルをアダムとイヴの神話に求める。官能と美を象徴するイヴが悪魔の化身蛇から林檎を受け取る時、アダムは苦役と死の運命を担う。本書によれば、文学的想像力が死に対峙するのは蛇と契約した官能と美に誘惑されるからだ。この原初イメージがロマン派に顕著に現れるのは、アダムが担った苦役が産業革命後の労働社会が世界を覆うからか。蛇は楽園喪失の記憶を、時代を超えて運んで行く。

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