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ムネモシュネ 文学と視覚芸術との間の平行現象

マリオ・プラーツ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784756699619
ISBN 10 : 4756699618
Format
Books
Publisher
Release Date
November/1999
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • roughfractus02

    文字と絵を分離したのは印刷革命以後だという。活版文字を組む職人と挿絵を印刷する職人の分業化だけでなく、芸術家が作家と画家に分業化するのである。本書は近代の紙製メディアが作った常識を前提とする読者の足場を揺るがす。アプリオリなものこそ歴史的である、と指摘する著者は、記憶の概念を細部にまで徹底し、異なる表現様式(文学と絵画)に歴史的類似性を見出していく。ホメロスに触発された後の時代の芸術の時代的痕跡は他の時代とは異なり、それらは物語の流れでなく、描かれる衣服の装飾や使用される言葉の頻度等から知ることができる。

  • あかふく

    7か月ぶりに再読。前田塁『紙の本が亡びるとき?』および『文学界』の鼎談とかを読むと、電子化にともなう意味の専制が危惧されていて、やはりアイコノテクストという発想から読んでいかなければならないと思えてくる。それゆえ、プラーツ自体も、未だ鋭さを失わない本として読むことができると思う。

  • てことこ

    kulturgeschichteのために

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