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ISBN 10 : 4772413936
Content Description
短期力動療法は1970年代に開かれたシンポジウムでDavanlooとMalanが出会い、その後継者によって飛躍的に進歩し、今では米国で大きな流れの一つとして数えられる。精神分析の本流は、治療においても訓練においても長期化の戦略を採ってきたが、それと並行して短期化の試みも行われてきた。本書では、短期の治療法の全体像と今後の展望について解説する。
目次 : 第1章 短期心理療法の挑戦/ 第2章 Davanlooによるインテンシヴな短期力動心理療法/ 第3章 短期力動心理療法における情動恐怖症の脱感作/ 第4章 共感促進的セラピー/ 第5章 トラウマと適応的情報処理のプロセス:EMDRの力動的、行動的接点/ 第6章 共謀関係に陥った夫婦の行き詰まりを打開する/ 第7章 アタッチメントの絆と親密さ:愛の基本的な刷り込みは変容可能か?/ 第8章 今後の展望
【著者紹介】
マリオン・ソロモン : 博士。Lifespan Learning Instituteの臨床訓練の指導者であり、ロサンゼルスにあるカリフォルニア大学ロサンゼルス校公開講座の人文科学、自然科学、社会科学部門における継続的な教育セミナーのコーディネーター。カリフォルニア大学サンディエゴ校精神医学科での『最前線』会議シリーズの指導者の一人
ロバート・ネボルスキー : 医学博士。カリフォルニア州デルマールで個人開業している精神科医。カリフォルニア大学サンディエゴ校医学部の精神医学の臨床教授、Lifespan Learning Instituteの医長、Lifespan Foundation for Research and Training in Psychotherapyの理事長。「International Journal of Short‐term Dynamic Psychotherapy」の編集委員
リー・マッカロー : 博士。ハーバード・メディカルスクールの臨床准教授、短期心理療法研究プログラムの研究長。彼女は短期力動心理療法における治療、訓練、研究について広く出版し、世界中で訓練セミナーを開催している。Beth Israel Medical Centerの短期心理療法プログラムの研究長を務め、ノルウェーのトロンハイム大学の客員教授であり、マサチューセッツ州のデダムで臨床実践をおこなっている
マイケル・アルパート : 医学博士。公衆衛生学修士。コロラド大学で精神医学の訓練を受け、その後ハーバード大学の行動科学における公衆衛生に関する学位を得た。1970年代後半から短期心理療法に関心を寄せ始め、続いて彼が精神科医長を務めているSaint Clare’s HospitalでIS‐TDPの訓練プログラムを紹介した。IS‐TDPをより効果的にする試みが共感促進的セラピー(AET)の発展につながった。AETは、治療者と患者の共感的な相互作用と関係性の検討を強調するモデルである
フランシーン・シャピロ : 博士。EMDRの発案者であり開発者。カリフォルニア州パロ・アルトのMental Research Instituteの上級研究員。災害対応と公益訓練を世界的に取りまとめる非営利組織であるEMDR Humanitarian Assistance Programsの創設者であり、名誉会長。多種多様なトラウマ治療と社会奉仕組織と雑誌の助言者を務めた。カリフォルニア心理学会が授与するDistinguished Scientific Achievement in Psychology Awardの受賞者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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