マリア・ジュゼッピーナ・ムッツァレッリ

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フランス宮廷のイタリア女性 「文化人」クリスティ-ヌ・ド・ピザン

マリア・ジュゼッピーナ・ムッツァレッリ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784862850867
ISBN 10 : 4862850863
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

百年戦争、大教会分裂など時代の転換期に、ペンで身を立てた初の女流作家、クリスティーヌ・ド・ピザン。教養や勇気、才能に恵まれ、知識人たちと交流した14〜15世紀の知的職業婦人の生涯に迫る。

【著者紹介】
マリア・ジュゼッピーナ・ムッツァレッリ : 1951年ボローニャ生まれ。現在、ボローニャ大学文学部教授。専門は中世史と都市史。中世イタリアの経済やユダヤ人、説教、女性、服飾、食物などに関する多数の著作・論文がある

伊藤亜紀 : 1967年千葉県生まれ。1999年お茶の水女子大学大学院人間文化研究科比較文化学専攻修了。現在、国際基督教大学教養学部上級准教授。専門はイタリア服飾史と色彩象徴論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 松本直哉

    官僚だった父のつてで宮廷に入って文学活動という経歴は清少納言に似ているが、違うのは、王の年代記の執筆や、百年戦争の内戦の流血の応酬のなかでの平和への提言など、男性のものとされてきた領分に踏み入って堂々と自己主張したことだった。『薔薇物語』における女性蔑視について反論して女性の権利を擁護した彼女が、最晩年にジャンヌ・ダルクのオルレアン解放を見届けたのは大きな喜びだったが、その火刑を知らずに世を去ったのは幸運だったかもしれない。服飾史の観点から彼女の服装の特異性を分析するところが面白かった。

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