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ISBN 10 : 4818823783
Content Description
ケンブリッジ黄金期の経済学者たちの群像。ケインズ、カーン、J.ロビンソン、スラッファ―「ケインズ革命」、「不完全競争革命」等を主導したグループに焦点を当て、彼らの、生き方、知的協力、相互批判、理論的な貢献を検討する。
目次 : 第1部 個人(経済学の「場所」としてのケンブリッジ/ ケインズとケンブリッジ/ ケンブリッジ大学でのピエロ・スラッファ/ ケンブリッジでの著作の序文に隠れている、かの捉えにくい人物―リチャード・カーンの貢献についての評価/ ジョーン・ロビンソンと3つのケンブリッジ革命/ R.F.カーンと不完全競争)/ 第2部 協働(J.M.ケインズとR.F.カーンの『貨幣論』から『一般理論』への協働/ ジョーン・ロビンソンとリチャード・カーン―短期分析の起源/ ロビンソンとスラッファ/ スラッファとケンブリッジ経済学 1928−31年)/ 第3部 接近法(市場の「不完全性」から市場の「失敗」へ―レッセ・フェールに対するいくつかのケンブリッジの挑戦/ マクロ経済学の代替的なミクロ経済学的基礎―L字型費用曲線に関する論争再考/ 短期の経済学の回顧/ 「第1次」不完全競争革命/ ケンブリッジ経済学の伝統における利潤最大化)
【著者紹介】
マリア・クリスティーナ・マルクッツオ : ローマ大学“ラ・サピエンツァ”校(University of Rome “La Sapienza”)教授。ヨーロッパ経済思想史学会の前会長であり、政治経済学史学会(History of Political Economy Society)のメンバーである(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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