臨床獣医師のための牛の繁殖と超音波アトラス 発情周期のステージ別の観察と繁殖検診

超音波画像と豊富な写真で解説する、繁殖管理者必携の書！

超音波技術の基礎から妊娠診断、胎子の性判別、繁殖障害の診断などの実用的なテクニックまで、豊富な画像とともに解説する、牛の繁殖超音波検査の実用書。

[本書のポイント]
●超音波画像と実写の写真を並べて掲載。約400点の画像で、組織の状態を視覚的に解説。
●発情周期を細分化し、ステージごとの卵巣の状態を観察。「排卵後日数の把握」に有効。

目次
１．牛の繁殖検診における超音波検査の重要性
２．超音波検査技術
３．発情周期の観察
４．超音波装置を用いた繁殖検診
５．病理学的状態における超音波検査

【著者紹介】
マヌエル・フェルナンデス・サンチェス : 博士。サラゴサ大学から授与された獣医学の学位を有している。これまでの２０年以上にわたるキャリアは、臨床経験を積んできたイングランド（ブリストル）、ベルギー、スコットランドから、Ｅｖｉａｌｉｓ　Ｇａｌｉｃｉａの反芻類部門長という現在の職に至るまで、常に反芻動物の世界に関わってきている。特に注目すべきは、めん羊の遺伝改良と繁殖のためのプログラム開発に関するＡＮＧＲＡ（スペイン国立アラゴネッサ種血統育種協会）での仕事と、牛の繁殖と牛乳の品質管理に関してのアストゥリアスでの仕事である

大澤健司 : １９６４年大阪市生まれ。酪農学園大学大学院獣医学研究科修士課程および博士課程修了後、エディンバラ大学大学院修士課程修了。岩手大学助手、同大学助教授（准教授）を経て、宮崎大学教授。その間、パラグアイ国立アスシオン大学助手、ウルグアイ国立獣医診断研究所国際協力専門家、オンタリオ獣医科大学客員教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）