マヌエル・アサーニャ

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ベニカルロの夜会 スペインの戦争についての対話 叢書・ウニベルシタス

マヌエル・アサーニャ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784588010996
ISBN 10 : 4588010999
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

政治的混乱の続く1931年にスペイン共和国首相となり、36年には人民戦線内閣の首班として大統領に就任、激しい内戦の果てに亡命先で没した政治家マヌエル・アサーニャ。民主主義的共和主義を理想とする文学者でもあったアサーニャが、凄まじい殺戮と悲劇の渦中にある祖国の思想状況を対話形式で描き、死の前年の39年に刊行された歴史的作品。本邦初訳、訳者による詳細な解説を付す。

【著者紹介】
マヌエル・アサーニャ : 1880年(スペイン、アルカラ・デ・エナーレス)〜1940年(フランス、モントーバン)。文学評論家、政治評論家、また小説家、劇作家。1920年代頃から、スペインの共和主義派、とくに共和主義左派の代表的政治家として活動。1931年の第二共和政成立後に陸相、その後、「改革の2年間」と呼ばれた同年から1933年まで首相。1936年に「人民戦線政府」の首相、その後、同年から1939年までのスペイン内戦中の大半の期間、スペイン共和国大統領。内戦終了直前にフランスに亡命

深沢安博 : 1949年生。茨城大学名誉教授。スペイン現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • いとう・しんご

    読友さんきっかけ(みなさん、面白そうな本をよくぞメッケてくるなぁと内心感服)。本書はスペイン内戦時の大統領だった人が動乱の中で書いた対話編。苦悩がダイレクトに伝わってくる一方、暴力への強い反対姿勢や共和制、民主制に対する献身が心を打つ本でした。

  • うえ

    「スペイン人というのは暴力的で、有無を言わせない質を持ち合わせている…私たちは不寛容なのです。ほかの国民よりもっと不寛容なのかあるいはそうでないのかはわかりません。私たちの国で異端者や魔女を火刑に処していた時に、ヨーロッパのどこでもそういうことをしていたのですから。…いまやどこでもそういうことはやりません。理性主義がはやり…寛容になったのです。しかし、第一次大戦とその諸結果が、哀れみ、慈悲というものを追いやってしまいました…ナチスの信条…ファシストの信条は…テレームの僧院で作成されたように見えるのです。」

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