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Life3.0--人工知能時代に人間であるということ(仮)

マックス テグマーク

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784314011716
ISBN 10 : 4314011718
Format
Books
Release Date
December/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
水谷淳 ,  

Content Description

「我々の未来は我々が作るものだ」現在考えうる超知能AI出現後の各シナリオを検討する。AI開発の指針「アシロマAI原則」の取りまとめに尽力し、AI安全性研究を牽引する著者が、来るべき世界の姿と生命の究極の未来を考察する。労働、法律、軍事、倫理から、生命と宇宙、機械の意識まで多岐にわたる問題を論じた全米ベストセラー。31か国で刊行。

目次 : プロローグ オメガチームの物語/ 第1章 いまもっとも重要な議論へのいざない/ 第2章 物質が知能を持つ/ 第3章 近未来―ブレイクスルー、バグ、法律、兵器、仕事/ 第4章 知能爆発?/ 第5章 余波―1万年先まで/ 第6章 宇宙からの恵み―今後10億年とさらにその先/ 第7章 目標/ 第8章 意識/ エピローグ FLIチームの物語

【著者紹介】
マックス テグマーク : マサチューセッツ工科大学(MIT)教授、理論物理学者。宇宙論の研究者だったが、超知能AIによる人類絶滅の危険性に注目し、近年はAI研究に軸足を移している。2014年に、AIの安全な研究を推進するための非営利団体「生命の未来研究所(Future of Life Institute,FLI)」を共同で設立。2017年に発表された「アシロマAI原則」の取りまとめを同団体が先導した。2019年6〜7月にNHK Eテレで放送された「超AI入門特別編」に出演。邦訳された著書に『数学的な宇宙―究極の実在の姿を求めて』(講談社、2016年)があり、数学的存在そのものが、宇宙であるとする斬新な「数学的宇宙仮説」を論じて脚光を浴びた。理論物理学者としては、スローン・デジタル・スカイ・サーベイ(SDSS)との銀河団に関するコラボレーションが、「サイエンス」誌の「ブレークスルー・オブ・ザ・イヤー2003」を受賞している

水谷淳 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • けんとまん1007

    AIに代表されるテクノロジーの時代に、人間はどのような存在であるのか。AIについては、現段階の状況をもとに、今後、どのような方向へ行くのかが大事になる。映画の世界になるのか、それおも、それを超えてしまうのか。AIも、強いAIと弱いAIがあるし、イメージだけ先行しているのが、ここで言うAGI(汎用性)。人間は、その方向性を決める役割だろうと思うのだが、どうなるか・・・いずれにしろ、エネルギー(電気)がないことには始まらないという、とてもベーシックな部分がどうなるかだ。

  • inami

    ◉読書 ★4 いや〜とても面白かった。自分の好きな分野とはいえ実に興味深く読ませてもらいました。タイトルの『LIFE3.0』だけだと何のことだかよく分からないのですが、サブタイトルに『人工知能時代に人間であるということ』とあるとおり(なおさらわからないか 笑)、AIによって生命と宇宙はどのような未来を迎えるのか、安全なAIを実現させるためにどのような課題を克服しなければならないか・・超知能AI実現後の考えられる12のシナリオを挙げ、特徴や問題点を論じています。さて、皆さんはどのような生命の未来を望みますか

  • 姉勤

    とどのつまり、生物の究極の目的が、最高の機能の獲得か、無限増殖かのいずれか、もしくはその双方かで、本書が言いたい事ととの齟齬が生まれてくると思う。そもそも人間の快感や個体の生存の延長なぞ、遺伝子が与えた目的達成のためのオマケであって、それを扶ける情報とエンジンが、生命として残す価値が、人間を含めてあるかということ。どんなに進化しようとも、時空間に依存する自律的情報であれば、それが放散にしろ縮退にしろ宇宙の終わりと共に死を迎える。どんな高いLIFE-X.Xバージョンより、post-LIFE0.1を求めたい。

  • sayan

    AGI(汎用人口知能)からシンギュラリティが起きた時、何が起こるか?本書冒頭の寓話は、AGI(プロメテウス)がもたらす社会だ。その内容は奇書「アイアンマウンテン報告(1967年)」のアンチテーゼを彷彿させる。本書の中核をなすアシロマ会議(07年)は、AIを巡る懸念を異なる角度から議論し、AI導入後の社会シナリオの可能性を検討する。例えば1984型など。AIと人間の目標適合問題で、AIと人間の目標が合致する場合、ホロコースト再来を指摘し、倫理問題に意識を向ける。「無人の兵団(P・シャーレ)」を読んでみたい。

  • 小太郎

    これまで読んだAI関連の本の中では一番分かり易く、SF小説を読むような感じでした。近々起こるとされているAIのシンギュラリティや新たなブレイクスルーを創造力豊かな描写と現実に対応した内容や展開予想など読んでいてワクワクしたりちょっと恐怖を覚えたりと息を付かせぬ本でした。特にこれから宇宙規模で拡大するかもしれないAIの未来を考えると人類はひょっとしてAIを作るためだけにに登場した進化の橋渡しのような気もします。特に最後の方のAIの意識めぐる論争などは並みのSFよりはるかに興味深い話でした。

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