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ISBN 10 : 4788518805
Content Description
「生ける法」から「生ける秩序」へ。法社会学の新たな地平をひらいたエスノメソドロジー研究の重要古典論文集、待望の完訳。「法」の様々な場面で、人々はいかに「生きた秩序」を生みだしているのか。法廷での裁判官のワーク、弁護士の尋問、警察の捜査、陪審評議など、多様な現場を社会学的に考察。未邦訳であったガーフィンケルやサックスらの古典的論文を多数収録し、各章ごとに訳者による丁寧な解題も掲載した、「法と社会」研究者必携の書。
目次 : 「エスノメソドロジー・会話分析」と法社会学研究/ 第1部 範例的研究(実践的な社会学が行っている推論と理由づけ―ロサンジェルス自殺予防センターのワークのもついくつかの特徴/ 弁護士のワーク/ 反対尋問における証言をめぐる闘い―レイプ裁判の事案/ 談話における被害者と動機についての提示―警察による尋問と事情聴取の事例/ 裁判官のワークについての覚書―法廷審理の構成要素としての裁判官)/ 第2部 近年の研究(「こんな状況でお会いしなければならなかったのは残念です」―ケネディ・スミスのレイプ裁判における言葉の芸術と魔術/ 少年事件における記録実践/ 現象としての正義―陪審評議の秩序についての考察/ 自責・償い・矯正―法廷における責任帰属/ 法を実践するということ―ロースクールの教室における教育上のやり取りについての一考察)
【著者紹介】
北村隆憲 : 東海大学法学部客員教授。修士(法社会学)
岡田光弘 : 成城大学非常勤講師。修士(体育学)
小宮友根 : 東北学院大学経済学部准教授。博士(社会学)
池谷のぞみ : 慶應義塾大学文学部教授。博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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