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思いやりの経済学 ダライ・ラマ14世と先端科学・経済学者たち

マチウ・リカール

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784906791880
ISBN 10 : 4906791883
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

利他、慈悲、思いやりを行動原則とする、ケアする経済学。他者を思いやり、社会に幸福をもたらすことに基盤を置く経済倫理は、果たして成り立つのか。ダライ・ラマ一四世と、脳科学、神経科学、霊長類学、人類学、そして経済学と経営学まで、今日の先端に立つ科学者たちが対話する。グローバリゼーションのもと、格差の拡大とポピュリズムが浸透したこの世界に、コンパッション(共苦)に根をもつ行動原理と規範を打ち立てるために。脳の神経組織からマイクロファイナンスまで、競争原理を超える人間像と社会像を提示する。

目次 : 序 思いやりの経済学に向けて/ 1 利他と向社会的行動に関する科学的研究(利己‐利他論争―心理学的視点から/ 共感と内受容性皮質/ コンパッションの神経基盤/ 利他に関する仏教的観点/ 生存のための生物学的要求―利他再考)/ 2 利他と向社会的行動に関する経済学的研究(社会的ジレンマ実験/ 仏教経済学事始め/ 幸福の経済学/ 利他的懲罰と公共財の創出)/ 3 経済システムへの向社会性の導入(目的のある利益/ マイクロファイナンスは何を為しうるか?/ ベアフット・カレッジ/ コンパッションに満ちたリーダーシップ)/ 結語 コンパッションは贅沢品ではない

【著者紹介】
辻村優英 : 1980年奈良県生まれ。神戸大学経済経営研究所ジュニアリサーチフェロー。京都大学博士(人間・環境学)。専門は宗教学。総合地球環境学研究所技術補佐員、京都大学人文科学研究所共同研究員、京都大学こころの未来研究センター共同研究員、立命館APU非常勤講師、高野山大学密教文化研究所受託研究員、神戸大学経済経営研究所助教等を経る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ばっは

    インドの学校の話は興味深かった。

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