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世界にひとつのプレイブック 集英社文庫

マシュー・クイック

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087606607
ISBN 10 : 4087606600
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

パットは心に大きな空白を抱えて、実家に帰ってきた。気難しい父と優しい母、弟に囲まれ、イーグルスのゲームのある生活に戻ってこられたのだ。だけど、ここに妻のニキはいない…。身体を鍛え、文学作品を読み、ひたすら親切な人間になろうと努めるパットの前に現われたのは、とても不思議な失業中のモダンダンサーだった…。傷ついた男と女の再生を描く、ファニーで心温まるラブストーリー。

【著者紹介】
マシュー・クイック : ニュージャージー州出身。17歳で作家を志し、国語教師の職についたが初志を忘れられず、教職を辞めて各地を放浪。2008年刊の『世界にひとつのプレイブック』は、デビュー作で、2009年のペン・ヘミングウェイ賞(アメリカ人作家のフィクション第1作が対象)の最終候補作にも残った秀作。また、デヴィッド・O・ラッセル監督により映画化され、2012年のトロント国際映画祭で最高賞の観客賞を受賞、同年11月にアメリカで公開されてヒット、日本でも2013年2月公開予定(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぽてち

    劇場公開時も含めて何度も観た大好きな映画の原作本。それぞれの事情で過去にパートナーを失い、心が壊れてしまった男女の再生の物語だ。大筋では忠実な映画化だったが、2人が参加するダンス・コンテストに焦点が当たり過ぎていたように思う。巧みな脚色だが、やはり小説のほうがより深みが感じられてよかった。

  • ふぇるけん

    妻と離婚し、精神を病んだまま実家に戻ってきたパット。復縁を目指して(そんな可能性はないのだけど)セラピーに通い、筋トレと自己再生に励む。そんな彼の前に現れたティファニーもまた夫を亡くして鬱に苦しんでいた女性だった。不思議なやりとりにヤキモキし、一度は壊れそうになってしまった関係も最後にハッピーにおさまってホッと一息。『ベストセラー・コード』の中でAIが面白いと判定した作品ということで読んでみましたが、AIのロジック通りに心をゆすぶられた単純な私です。

  • たみき/FLUFFY

    主人公の目線で語られるので、読み手も周囲の考えていることとか、現状とか過去を詳しくわからないままに話が先に進んでいく。ちょっとずつちょっとずつ、状況が読み込めてきて、案外最悪で案外大丈夫なんだなと思えてくる不思議。ティファニーは出番こそそんなにないものの、存在感は抜群で、主人公パットの心の中にも、読み手である私達にも強い印象を残す。今作を読む前にアメリカ文学の何冊かと、アメリカンフットボールについての知識を付けておくと、より楽しめるのではないかと思った。後半物語が大きく動く中で、親友との再会には感動した。

  • Chako@(旧名:かど =^ェ^=)

    恋愛と家族愛と再生を含んだ心地よい物語である。医師(セラピスト)から処方される薬のように心の病で悩む現代人にこの本を処方(プレゼント)したくなる、そんな惹句が浮かんだ。小説に内包してるものに個人と社会の繋がり、個人の在り様が性質としてあるんだなと改めて思った。パットと社会を繋ぐアイテムはイーグルスでありモダンダンスである。そして彼の存在を表してるのは元妻との復縁を目標に努力する日々や周りの人達(特に一癖のあるティファニーと父)との暗中模索の様な関係性であると思う。とにかくパットの一途な姿が印象的である。↓

  • mucchan

    読んだ後、何だか心がスッキリした。好きな女優のジェニファー・ローレンスがアカデミー賞で主演女優賞を取った作品だからという理由で読んだ本。単純な理由で読んだのだが、とても素晴らしかった。愛する人を失った者同士がダンスを通じて人生の素晴らしさを知る…。でも決して傷を舐め合ったりするような感じではなかった。凄い。泣けました。

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