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ISBN 10 : 486598089X
Content Description
帝政、共和制、ファシズム体制、占領体制につづいて、東西への分裂を経て統一に至るまで、六回もの体制変換が行われた20世紀ドイツ。アウシュヴィッツで殺害された共産主義者の曾祖父。フランスに亡命しパルチザンとして闘い、東ドイツではジャーナリストとなった祖父。「第三帝国」では小ナチとなり、東ドイツでは小スターリンとして生きたもう一人の祖父。ナイーヴで社会主義の理想に忠実だった母。常に東ドイツに批判的だった父。そして政治に無関心だった著者。
目次 : プロローグ 僕の祖父ゲアハルト/ 店舗の家―僕の家族/ 秘密―母アンネの子ども時代/ 確信―新聞社でのインターンシップ/ 告発―体制とのせめぎあい/ ストリートチルドレン―父ヴォルフの子ども時代/ 不良少年―ヴォルフの青春/ ルーツ―二人の祖父/ ベルリン国立オペラ劇場―ゲアハルト一家フランスへ亡命/ 警告―キッチンボーイからレジスタンスへ/ 拷問―ゲアハルトの逮捕/ 敵―パルチザンへ、そして共産党員に/ 勝利者―ドイツ軍の降伏/ 玩具―ナチ党員になった父方の祖父ヴェルナー/ 日記―ヴェルナーの捕虜生活/ 痛み―ヴェルナーの帰還、そして社会主義者に/ 疎外―ゲアハルトとDDR国家/ 衝突事故―僕とDDR/ 異議申し立て―順応か抵抗か/ 同行者―アウシュビッツで死んだ母方の曾祖父/ 信仰告白―西ドイツへの憧れ/ 春の兆し―DDR体制終焉の気配/ シュプレヒコール―壁崩壊前夜
【著者紹介】
マクシム・レオ : 1970年東ベルリン生まれ。作家。脚本家。ジャーナリスト。ベルリン自由大学とパリ政治学院で政治学を学び、1997年より2017年まで『ベルリーナー・ツァイトゥング』紙編集者。同紙に20年近くコラムを連載。2002年に独仏ジャーナリスト賞、2006年に優れたジャーナリストに授与されるテオドーア・ヴォルフ賞を受賞。2011年、『東ドイツ ある家族の物語―激動のドイツを生きた、四代のファミリーヒストリー』出版に対しヨーロッパ出版賞受賞。現在ベルリン在住
木畑和子 : 1947年東京生まれ。成城大学名誉教授。1970年東京女子大学卒業。1975年ミュンヒェン大学留学。1981年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。専門はドイツ現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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どんぐり
読了日:2023/10/11
TATA
読了日:2023/04/20
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読了日:2023/09/10
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読了日:2023/04/22
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