Product Details
ISBN 10 : 4838754280
Content Description
【紹介】
地下駐車場の奥で赤提灯が煌く中華料理店(幻覚か?)。
店の中の川(は?)から料理が流れてくる蕎麦屋(どういうこと?)。
頼んだ料理以外のものが延々と出てくる居酒屋(会計どうなる?)。
道端に落ちてる魚、犬を10匹連れてるおじさん、ゴリラビル……。
こういう「?」に、散歩をしているとよく出くわす。
(「はじめに」より)
大人気フードエッセイスト・平野紗季子の待望の2作目となる本著は、雑誌Hanakoでの2016年〜2020年の連載をまとめた1冊。雑色、勝どき、伊東、はたまたカンボジアの小さな都市…。「犬かよ。」の名の通り、散歩とごはんを愛する平野さんが散歩をしながら出合った人、もの、味、体験、などについて、彼女の写真と共に、彼女のフィルターを通して語られるエッセイ集です。Hanako本誌だとなかなか特集されづらいような街にも、ドラマがあり、素敵な味があり、びっくりするような体験があるということが独自の手触りで綴られます。
”おまけコンテンツ“として、平野さんの会社員時代のランチを通じた日々をありのままに綴る「赤坂ランチOL日記」収録。デザインは、「流行通信」、広告「キューピーハーフ」など数々の作品を残す服部一成氏
【目次】
(一部抜粋)
犬かよMAP
はじめに
すべての街は面白い。五反田
インバウンド失敗。有楽町
むきだしの超熟。湯島ハイタウン
通し営業のヒーロー。大山
紅茶専門店しか行かない。千歳船橋
変則的な坂の斜面で。麻布台行合坂
…
omake contents 赤坂ランチOL日記 赤坂
おわりに
【著者プロフィール】
平野 紗季子 (ヒラノ サキコ) (著/文)
1991年、福岡県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。小学生の頃から食日記をつけ続け、大学在籍中に始めた食にまつわる日常を綴るブログが話題となり、文筆活動をスタートさせる。現在は雑誌等での連載執筆のほか、自身のフードレーベル「HIRANO FOOD SERVICE」のプロデュース・イベントの企画運営・企業の食文化事業のサポートなど、食を中心とした活動は多岐にわたる。著書に「生まれた時からアルデンテ」(平凡社)が。今作が2冊目の著書。
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