マイケル・Z・リューイン

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マイケル・Z・リューイン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150017927
ISBN 10 : 4150017921
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

剥奪されていた探偵免許が戻り、失意の底から浮上したサムスンだったが、早速手にした仕事は親友の刑事の身辺調査だった。ハードボイルドの巨星、久々の復活。待望のシリーズ最新作。

【著者紹介】
マイクル・Z・リューイン : 1942年マサチューセッツ州生まれ。5歳からインディアナポリスに住む。1971年にアルバート・サムスン初登場の『A型の女』でデビュー。同年にイギリスへ移住し、現在はバース在住

石田善彦 : 1970年早稲田大学法学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しゃお

    【再読】前作の終わり方が終わり方だっただけに、果たしてサムスンはどうなったのか気になっていたシリーズのファンは、13年も待ってようやく確認できた本作。月日は流れよりユーモラスな描写が目に付くようになって、以前とちょっと雰囲気は違うけどやはり楽しい。親友ミラーと出来たわだかまりなど見どころも多いけれど、探偵の免許を取り戻しようやく復調してきたサムスンは、これまで見えなかった見ようとしなかったものに気付くようになる様子が何よりも印象的。そしてそれを通じて描かれるのはリューインらしい家族の物語でもありました。

  • bapaksejahtera

    前作「豹の呼ぶ声」の不徹底過ぎる終わり方から13年経過し書かれた本作。主人公は親友ミラーとの確執の末探偵免許を失い半端仕事をして母と暮らし続けていた。冒頭探偵免許復活を告げる吉報があり早速美味しい仕事が飛び込む。実はそれには裏があり、著者作品の舞台インディアナポリスの闇が次第に露呈する。小説はいつもの調子で、主人公は善意に満ち、軽率な仕事ぶりで楽しませてくれるのだが、結果は又又不徹底。それでも警察を辞めたミラーや娘と探偵事務所を開設するらしいハッピーエンド。しかし今や80歳になった著者に続編は期待できぬ。

  • koo

    シリーズ8作目。初めてアデルが登場人物表に掲載、サムスンのママも「ポジー」という名前が掲載、パウダーも登場とシリーズ完結と言われれば信用するフルキャスト総出のサービスぶり。前作の影響で私立探偵免許停止となった後のサムスンの再生ストーリーがメインですが、再生前の惨めで情けないハードボイルドのかけらもないサムスンは中々衝撃的でした。仲違いしたミラーの身辺調査というメインの事件の真相は捻りが弱く、魅力的な謎解きはありませんが、再生ストーリーとサムが戻り、ママの存在感が増したファミリードラマは充分楽しめました。

  • 西村章

    なにせ前作『豹の呼ぶ声』を読んだのは30年近く前なので、どんな話だったかまるで憶えていない。で、じつに久々にこのシリーズを読み始めて思ったのは「あれ、サムスンものってこんなにオフビートなユーモアを前面に出す作風だったっけ?」ということで、だいぶ以前とは雰囲気が違うなあ、と感じた。読後の印象は、含羞と静謐な正義感の人A・サムスンが奔走するネオハードボイルド、というよりもむしろ、リューイン作品のオールスターキャストが登場する家族小説、という風合いが強い。カーテンコールのような雰囲気もあって、それはそれでよし。

  • アル

    探偵免許が戻ったアルバートに大仕事の依頼が舞い込むが、それは幼い頃からの親友で今や時の人となった警部のミラーの身辺調査だった。アルバートは、友の潔白を信じながらも依頼を受ける。周辺で起こる不穏な出来事の中、自問自答を繰り返しつつ少しずつアルバートは目指すべき方向に気づき始める。母のポジー、娘のサム、親友のミラー、そしてガールフレンドのメアリー。それぞれのキャラクターが立っていることもあり、読み心地がビビッドだ。作中人物との再会は読書の楽しみのひとつだけど、私にとってアルバート・サムスンはまさにそのひとり。

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