マイケル・B・オレン

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第三次中東戦争全史

マイケル・B・オレン

User Review :5.0
(1)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562047611
ISBN 10 : 4562047615
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

一九六七年六月五日の早朝、イスラエル空軍機によるエジプト・シリア・ヨルダンの空軍基地爆撃に始まった第三次中東戦争は、わずか六日でイスラエルの圧倒的勝利に終わった。この戦争はどのような文脈上にあるのか、中東世界をどう変えたのか、イスラエル駐米大使にして防衛・外交研究の第一人者が資料を博捜し、当時の従軍者へのインタビューを重ね、六日間の戦いの全容をあぶりだす。

目次 : 第1章 背景/ 第2章 触媒/ 第3章 危機/ 第4章 秒読/ 第5章 戦闘―第一日、六月五日/ 第6章 戦闘―第二日、六月六日/ 第7章 戦闘―第三日、六月七日/ 第8章 戦闘―第四日、六月八日/ 第9章 戦闘―第五日、六月九日/ 第10章 戦闘―第六日、六月一〇日/ 第11章 余波/ 巻末付録 インタビュー―マイケル・オレン×フアド・アジャミ

【著者紹介】
マイケル・B・オレン : 中東研究者。アメリカに生まれイスラエルへ移住。コロンビア大学(修士課程)の後プリンストン大学(博士課程)を修了。第一次レバノン戦争(ガリラヤ平和作戦、1982)で空挺隊員として従軍、湾岸戦争時(1990‐91)IDF(イスラエル国防軍)連絡将校として米第六艦隊に出向。第二次レバノン戦争(2006)及び第二次ガザ戦争(2008‐09)では、IDFスポークスマンとして活動。ハーバード大学及びイエール大学(2006‐07)を経てジョージタウン大学(2008‐09)の各客員教授を歴任、安全保障の研究で知られるシャーレム研究所の主任研究員時代に抜擢され、2009年5月より駐米大使

滝川義人 : アラブ・イスラエル軍事紛争の研究者。長崎県諌早市出身、早稲田大学第一文学部卒業、前イスラエル大使館チーフインフォメーションオフィサー、現中東報道研究機関(MEMRI)日本代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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分厚い本の外見通り、戦闘場面や外交交渉の...

投稿日:2018/05/07 (月)

分厚い本の外見通り、戦闘場面や外交交渉の場面などが著者が収集した情報を紙面に叩きつけるようにして次々と登場していきます。 また、戦後すぐには出てこないような外交・軍事のエピソードなどがふんだんに盛り込まれております。 そういう意味では21世紀だからこそ書ける本とも言えます。 この本に興味がある方は著者は別人(翻訳者は同じ)ですが いわゆる第四次中東戦争について書かれた「ヨムキプール戦争全史」(並木書房)もお勧めです。

一郎 さん | 千葉県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • artillery203

    開戦に至る経緯から戦闘の流れ、国際政治での駆け引き。第三次中東戦争を詳細に書ききった労作。 値段と分厚さに腰が引けるが、第三次中東戦争に興味がある人にはぜひ読んでもらいたい。 所々誤字なんかがあるのは残念

  • gauche

    なぜ戦争に至ったかわかりにくいが、これは作者の問題ではなく、事態がカオス過ぎたということなのだろう。入り乱れるファクターを丁寧に追跡していき、戦争の様相を明らかにしていく。個人的には太平洋戦争で日本が戦前の交渉も含めて4年かけてやったことを、エジプトが6日間+αでやってしまったようにも感じた。

  • Chi-ha-ru

    のちに第四次中東戦争でも活躍することになる将軍たちの名前が出てくるのが面白い。

  • 下呂子(げろこ)

    六日戦争に関して知りたければ是非これを。

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