マイケル・ルイス(ノンフィクション作家)

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マネー・ボール

マイケル・ルイス(ノンフィクション作家)

User Review :3.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784270100288
ISBN 10 : 4270100281
Format
Books
Release Date
March/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

メジャーリーグの球団アスレチックスの年俸トータルはヤンキースの3分の1でしかないのに、成績はほぼ同等。この不思議な現象はゼネラルマネージャーのビリー=ビーンの革命的な考え方のせいだ。その魅力的な考え方はなんにでも応用できる。マイケル・ルイスはこの本で、その考え方を、切れ味のいい文体で、伝記を書くように書いた。ここには選手たちがたどる数々の人生の感動と、人が生きていくための勇気が溢れている。

目次 : 才能という名の呪い/ メジャーリーガーはどこにいる/ 悟り/ フィールド・オブ・ナンセンス/ ジェレミー・ブラウン狂騒曲/ 不公平に打ち克つ科学/ ジオンビーの穴/ ゴロさばき機械/ トレードのからくり/ サブマリナー誕生/ 人をあやつる系/ ひらめきを乗せた船

【著者紹介】
マイケル・ルイス : アメリカを代表するベスト・セラー作家のひとり。ルイジアナ州ニューオーリンズ生まれ。プリンストン大学で美術史の学士号を、また、ロンドン大学で経済学の修士号を取得。3年間勤めたソロモン・ブラザーズを辞めた後、債券セールスマンとしての体験をもとに書いた『ライアーズ・ポーカー』でデビュー

中山宥 : 1964年、東京生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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2012年アカデミー賞作品賞ノミネート映画の...

投稿日:2012/02/02 (木)

2012年アカデミー賞作品賞ノミネート映画の原作。 この原作を読んでいないと、映画だけでは分からない場面が多々ある。 ビーンのアンチ・スカウトな態度やセイバーメトリクスの詳細などは、画面で理解するには複雑過ぎたかもしれない。 それ以外に特徴的なのは、著者の登場人物に対する冷徹な姿勢だ。ノンフィクションは、主人公の偉業を描いた本の場合ほとんどが賞賛され、多少の欠点も「人間的な一面」程度で済ませてしまう。 しかしマイケル・ルイスは執拗にビーンの短気でプライドの高い面を強調し、読者に共感させないことを敢えて狙っているかのように描く。 それを公平と捉えるか、悪趣味と感じるかは人それぞれ。ただ感動するだけではないのは確かだ。

伊湖 さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ehirano1

    「“現実”とはつまり、生き残りたければ、野球のやり方を変えなければならないということだ」。わかってても変えるのが結構大変ですよね。「仕事は楽しいかね」のマックスは、変えるのは難しくても試してみることは嫌いじゃないだろ?、と言って背中をおしてくれますヨ。

  • mitei

    山勘を徹底的に排除した野球ってそうなるんだと感じた。日本でもこのような理論を実践したプロ野球チームはあるかな?

  • ntahima

    今まで信じて来た常識が音を立てて崩れていくのを不愉快に感じるか、知的好奇心を刺激されると取るか?朧気には知っていたセイバーメトリクスではあるが、改めて読むと目から鱗がポロポロ。阪神の鳥谷選手が如何に優れているかが再認識できる。じゃあセイバーメトリクスの権化アスレチックスのGMビリー・ビーンに我が愛する阪神タイガースのフロント入りしてほしいかと言うと話は別。ファンドマネージャーのように選手を売り買いしながら好成績を維持するスタイルには馴染めない。勝率より生え抜きの活躍や、超絶プレーを望むのがファン心理では?

  • ehirano1

    「・・・ただ存在するだけで精一杯だった」。プロフェッショナルに限らず、こういう場合ってあると思います。これが試練なのか、方向性が間違っているのか見極めるのが結構難しくて苦労しまくるのが若い時。齢喰ってくると、なぜかこれが結構早くわかる。経験なんでしょうね。

  • ehirano1

    オークランド・アスレチックス(AS)が野球に経験だけではなく科学をも取り入れたという点は、野村克也氏のID野球が思い浮かびます。しかし、他球団だって多かれ少なかれ同じだったはずと思っています。なぜか?おそらく、ASは“本気”で取り入れ、それを実践するプレーヤーのみをレギュラーとして使ったことではないでしょうか。戦略の重要性をまざまざと見せつけられました。やっぱり良書。

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