マイケル・モーパーゴ

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ケンスケの王国

マイケル・モーパーゴ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784566012998
ISBN 10 : 4566012999
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2002
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

南の海で遭難した少年は、孤島にひとりで住む旧日本兵の老人に助けられた。その不思議な老人と少年の間に生まれた、深い友情の物語。2000年イギリス「子どもの本賞」受賞作品。

【著者紹介】
マイケル・モーパーゴ : 1943年、イギリスのハートフォード州生まれ。ロンドン大学キングズ・カレッジ卒業。小学校教師を経て作家となり、とりわけ児童文学作品を数多く発表。この分野で、現代イギリスを代表する作家としての地位を確立している。『ケンスケの王国』で、2000年のイギリス「子どもの本賞」を受賞

佐藤見果夢 : 1951年、神奈川県生まれ。明治大学文学部卒業。公立図書館に勤務ののち、絵本や児童文学の翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • みなみ

    まず、失業して一年間ヨットで世界一周をするという設定がすごい。なかなか出来ないと思う…(実際、親類に止められてるし)日本人が出てくる、戦争にまつわる物語。ビンに詰めた手紙のくだりはお互いの気持ちがわかって切ない…

  • 頼ちゃん

    題名から内容が全く想像つかなかった。ケンスケは主人公の名前で少年かとおもっていた。無人島に流れ着く冒険小説のようであり、反戦小説にもなっている。出だしからしてきょうみ最近の小説かと思っっていたらそうではなかった。なぜ存在を知らなかったんだろう。

  • riviere(りびえーる)

    今までの生活を捨て、ヨットで世界一周の旅に出るという父親の提案に乗った一家。11歳の息子マイケルは旅の途中ヨットから落ちて愛犬とともに見知らぬ海岸に漂着する。そこで元日本兵ケンスケに助けられ、彼との交流がマイケルを成長させる。ケンスケはタイトルにある「王国」の王様というよりは島の動物たちとともに生き、独自の文化を創造しながら自活する仙人、老賢者といった印象。

  • あられ

    「ロビンソンクルーソー」や「十五少年漂流記」のモーパーゴ版 無人島に漂着したマイケルには指南役がいた 英語を使うようになったケンスケが日本に戦争がないと聞いて安堵する場面が好きです 日本の知識をたくさん持っていないイギリスの人が、そこははっきりと答えるのです それは誇らしい思いがしました 無人島で一人生きるケンスケの暮らしがこれほど順調であるはずがないと思いますが、故国に戻る選択をしなかった心情が切ない これも味わいは違うが、モーパーゴの反戦の物語なんだと思った 

  • mame

    外人の作者が書く本なのに、ケンスケって日本人?という軽い気持ちで手に取った本。 なかなかどうして、一気読み。読みやすい。そして、とてもいい。 人と人が関わるということ、その深さと切なさ。そして、人を傷つける戦争。 多くの人に読んでほしいな。

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