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意識をゆさぶる植物 アヘン・カフェイン・メスカリンの可能性 亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズIV

マイケル・ポーラン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784750517933
ISBN 10 : 4750517933
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

精神活性物質を含む植物「ケシ」「コーヒーノキ」「ペヨーテ」が私たちの意識にもたらす“変容”をみずから体験し、その効果と意義をスリリングに解き明かした第一級のノンフィクション。人類学、生化学、植物学ほか、多岐にわたる知見を横断して論じた注目作。

目次 : 序章/ アヘン/ カフェイン/ メスカリン

【著者紹介】
マイケル・ポーラン : 作家、ジャーナリスト、活動家。ハーヴァード大学英語学部でライティング、カリフォルニア大学バークレー校大学院でジャーナリズムを教える。人類学、哲学、文化論、医学、自然誌など多角的な視点を取り入れ、みずからの体験を盛り込みながら植物、食、自然について重層的に論じる。2010年、「タイム」誌の「世界で最も影響力を持つ100人」に選出。受賞歴多数

宮〓真紀 : 英米文学・スペイン語文学翻訳家。東京外国語大学外国語学部スペイン語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • やいっち

    (メスカリン風想像)…もしかしたら既にこの世界があるということそのことの中に可能性の限りが胚胎している、ただ、自分の想像力では追いつけないだけのことなのだ。  そんな瞬間、虚構でもいいから世界の可能性のほんの一端でもいいから我が手で実現させてみたいと思ってしまう。虚構とは物質的恍惚世界に至る一つの道なのだろうと感じるから。音のない音楽、色のない絵画、紙面のない詩文、肉体のないダンス、形のない彫刻、酒のない酒宴、ドラッグに依らない夢、その全てが虚構の世界では可能のはずなのだ。

  • マリリン

    アヘンは多少知識はあったが、知らなかったことが多く書かれていて興味深い。一番面白かったのは全く知識がなかった幻覚剤のメスカリン。宗教儀式に用いられる。トラウマは心が止まった状態なのか? 薬が過去とのつながりを弱め後方に手放すことができれば確かに楽になるかもしれない。薬草の精と深くつながるといつどれだけの量を飲めばいいか教えてくれるという...つながりの深さはわからないが服用している漢方で実感。植物は歴史の中で天敵を殺さず自由に操り自分に都合よくすると書かれていたが、ふと生き残るのは植物かもと思った。

  • 佐倉

    合法と非合法の分かれ目とはなにか?アヘンは様々な国で非合法でありアメリカでも例外ではないが、同じく鎮痛作用があり依存性も高いオピオイドは合法的に処方され問題になっている。ペヨーテは長らく非合法だったがネイティブアメリカンのみ文化として許容されている。カフェインは高い依存性があるもののもはや社会になくてはならない。それぞれのあり方について歴史と実践の両面から探っていく。ヨーロッパの労働と思想の在り方を変えたものとしてのカフェイン、化学的には同じメスカリン製剤とペヨーテを比較文化的に捉えた章が面白かった。

  • SHADE

    【NATIONAL GEOGRAPHIC】 チャンネルを観ているかのような内容だった。脱線に継ぐ脱線。最後に核心が無く、何だったんだ?という感じ。頑張ったら三分の一に出来たろうと思う。(笑)アヘンを栽培してみたり、カフェイン断ちや、幻覚剤であるメスカリンを実際に使用してみた筆者の体験談は面白かった。僕は毎日タンブラーにコーヒーを淹れて出社する。トランキライザー。時々、淹れたのに、バッグに積めてくるのを忘れたりする。「あっ、いま調子が良いんだなあ…。」と思うようにしている。

  • 季鈴

    著者の薬物実体験が読んでいて面白かった。ちょっとツッコミ入れてしまった。違法に怯えながらケシを庭で栽培しようとするハラハラ感、カフェイン断ち後のカフェイン摂取した時の喜び、儀式で妻がメスカリンでトラウマを乗り越える姿を見守る様子、本当に薬物にゆさぶられてるな。人を錯乱させることもあれば治癒する面のある。適度にっていうのもなかなか難しい。

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