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人間は料理をする 上 火と水

マイケル・ポーラン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784757160583
ISBN 10 : 4757160585
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人間は料理をする生き物である。料理を発明したおかげで、人類は高度な文明を築いたという説もある。しかしいまや、多くの人は料理をしないで、加工食品を買っている。これは人類の危機なのではないか?アメリカきっての食の権威マイケル・ポーランは、みずから料理修業の旅に出て、この問題を考えた。ユニークな料理人たちとの出会いや豊富なウンチクを交えて描く、料理というワンダーランド!2分冊の上巻は“火”と“水”をテーマに、バーベキューと煮込み料理に挑戦する。レシピも掲載。

目次 : 第1部 火―炎の創造物(ノースカロライナ州エイデン―バーベキューの聖地/ マサチューセッツ州ケンブリッジ―火の使用と料理の発明/ ちょっと一息―豚から見れば/ ノースカロライナ州ローリー―ピットマスター・エド/ ノースカロライナ州ウィルソン―バーベキュー職人修業/ ニューヨーク マンハッタン―バーベキュー巡回興行/ カリフォルニア州バークレー―前庭で燃える火/ 終わりに―スペインアシュペ村)/ 第2部 水―七つのステップのレシピ(ステップ1―玉ネギをみじん切りにする/ ステップ2―玉ネギとその他の香味野菜を炒める/ ステップ3―肉に塩をまぶし、焦げ色をつける/ ステップ4―すべての材料を鍋に入れ、蓋をする/ ステップ5―材料を入れた鍋に液体を注ぎ入れる/ ステップ6―とろ火で長時間、沸騰させないように煮込む/ ステップ7―オーブンから鍋をとりだす、必要に応じて脂をすくい取り、液体を減らす、テーブルに運んで取りわける)

【著者紹介】
マイケル・ポーラン : 1955年ニューヨーク生まれ。ジャーナリスト。カリフオルニア大学バークレー校ジャーナリズム科教授。食、農、ガーデニングなど、人間と自然が交わる世界を書き続けている。オックスフォード大学とコロンビア大学に学ぶ。『ニューヨークタイムズマガジン』常連寄稿者。2009年『ニューズウィーク』誌「New Thought Leaders」トップ10に選出、2010年『タイム』誌「世界で最も影響力のある100人」に選出

野中香方子 : 翻訳家。お茶の水女子大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • こばまり

    料理という行為が人間に及ぼす作用を考察する好著の上巻。行動的な著者のわくわくが伝わってきて読んでいて楽しい気分になります。クラックリングと呼ばれるパリパリの皮をまぶした本物のBBQをぜひ食べてみたくなりました。「愛する人のために、おいしくて栄養のあるものを用意することほど、利己的でなく、暖かで、有益な時間の過ごし方があるだろうか」この一文が胸にグッときました。

  • Kouro-hou

    料理をする事で人間は進化したのだ!をテーマに、火水風土の調理法と実体験を語る本。著者はフードジャーナリストで科学読み物としても楽しめる。上巻は火のBBQ、水の煮物を通して、BBQからみる聖職者としてのかつての調理者、消化を調理で代行する事によって活動時間を増やして進化した人類、調理を営利の外注業者に任せる事になって不健康な食事が増えていく現代、生産より加工の方が儲かるので業者的には調理しないで出来物食べて欲しい事情などが暗い気持ちになりながら読めます。巻末レシピも美味しそうだけど、調理時間は半日クラス。

  • Atsushi Kobayashi

    ちょっと長いけど。。。なるほど〜です。

  • はなよ

    この本を読んでるとお腹が空いてくるし、料理をしたくなる。バーベキュー職人修行編がちょっと冗長なのが難点か。

  • ATS

    料理研究体験記といった感じだろうか。上巻では火と水に焦点をあてる。火と料理が消化吸収の効率化や食事にかける時間を短縮化し人類の進化に寄与した「料理仮説」や料理のプロセスに関与しなくなったことでの野蛮化論、料理離れによる第二の食行動による不健康化など非常に思索になるトピックが充実していた。食品産業などに料理を代行化することで時間を産出し効率化を図ってきたように思えるが、その実はただの横着であり人間としての生き方を毀損しているのかもしれないと感じた。終盤の電子レンジ食の実践体験記は非常に考えさせられた。

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