マイケル・ボーンスタイン

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4歳の僕はこうしてアウシュヴィッツから生還した

マイケル・ボーンスタイン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784140817384
ISBN 10 : 4140817380
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

1940年にドイツ占領下のポーランドに生まれたマイケルは、ゲットーや収容所暮らしを余儀なくされたのち、わずか4歳でアウシュヴィッツに送られた。なぜ、子どもが次々に殺されていった収容所で、彼は6か月も生き延びられたのか?悪や絶望がうずまく世界の中で、ひたむきに前を向いて生きたマイケル一族の姿が胸を打つとともに、家族の絆や、希望を失わずに生きることの大切さをあらためて教えてくれる良質なノンフィクション。

目次 : カップを忘れないで/ 血の月曜日/ 一斉召集/ 洗濯物に紛れて/ ユダヤ人評議会/ 前を向いて/ カネはモノをいう/ 暗い噂/ いとこのルース/ 最後の決断〔ほか〕

【著者紹介】
マイケル・ボーンスタイン : 1940年5月、ドイツ占領下のポーランドに生まれる。両親はともにユダヤ人で子ども時代にホロコーストを体験する。アウシュヴィッツから生還した6年後にアメリカに移住。フォーダム大学を卒業、アイオワ大学で博士号取得。40年以上にわたり薬学の研究と発展に従事したのち引退。現在はニューヨーク市およびニュージャージー州にて妻と暮らし、しばしば学校や他の機関でホロコースト体験について講演を行っている

デビー・ボーンスタイン・ホリンスタート : ニュージャージー州在住で、NBCテレビとMSNBCテレビの番組プロデューサーを務める

森内薫 : 翻訳家。上智大学外国語学部フランス語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 里季

    作者がアウシュビッツの収容所から逃れて出られたのはわずか4歳のことだった。そのころの記憶をもとに娘の手を借りて書物に書き表し、情報が間違って広まるのを食い止めようとした作品。よく4歳でこれだけのことを覚えていたなあと思うが、それだけ経験したことが鮮烈だったのだろう。内容は想像通りのホロコースト。顔をそむけたくなるような描写の数々だった。

  • ゆかーん

    「誰かがホロコーストについての嘘を語るなら、その100倍もの声で真実を語ればいいのだ。」と決意したのは、著者であり被害者でもあるマイケル氏。アウシュビッツの悲惨な世界は偽りだという人たちに、真実を知ってもらう為に執筆したそうです。一般的な戦争小説では、アウシュビッツの絶望的な描写で終わることが多いもの…。でも、この本は、捕らえられた後の生活も描かれており、戦後の混乱の状況についても詳細に学ぶことができました。マイケル氏の訴えが一人でも多くの人に届き、こんな悲惨な現実が二度と起きないよう願うばかりです…。

  • fwhd8325

    いわゆる世界大戦が、日本の敗戦で終結してから73年。この73年という時間は、真実を歪んだ方向に持って行き、無理な正当性を生んでいる。実際に子供ながらアウシュヴィッツで過ごすことになり、運良く生還した著者は、歪んだ理論には真っ向から立ち向かう姿勢で、経験を語り始めた。よく知るところであるアウシュヴィッツの実態は、何度読んでも恐ろしく、悲しい。著者の経験で注目すべきは、アウシュヴィッツから生還し、戦争が終結したあとにも、悲惨な出来事が続いたと言うことだ。本当に戦争はいやだ。

  • キムチ27@シンプル

    内容は既読のホロコーストに連なるが、ここまで詳細に!と感嘆するほど今、見て来たような記述。同時に、ジーウィッシュノ方々の優秀さを感じ入った。どれだけ地球上から知的遺産が抹殺されたのか〜!装丁にある。アウシュビッツの服は昔伊 映画で見たそれを思い出した。謝辞にもあるが記録のもつ遺産的価値を改めて思う。語らねば、伝えなければ埋もれ、人類は幾度でも愚行に走るのは歴史が証明している。中学生の副テキストにして欲しいくらい☆

  • かめりあうさぎ

    アウシュヴィッツサバイバーによるノンフィクション。ナチスの非人間的な残虐性について再確認。どうしたらあそこまで墜ちることができるのか理解できません。同じ人間だとは思いたくない。地獄のような状況で当時4歳だった著者が何故生き残れたのか。彼を守るために家族や親戚や回りの人が何をしたのか。もう二度と同じ過ちを人間が繰り返さない為に、歴史を改竄させない為に、過去を語る決心してくれたことに感謝したいです。

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