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ISBN 10 : 4801005063
Content Description
観者の存在を前提とするミニマリズム作品を批判した概念として名高い「演劇性」は、18世紀のフランス絵画の成立条件に関わる根本的な問題として登場した。画家たちの様々な試みを見るとともに、ディドロに代表される当時の美術批評家の言説を読み解きながら、いかにして観者という存在のあり方が問題視されるようになったのか、その理論的枠組を大胆に提示する。
目次 : 第1章 没入の優位/ 第2章 究極の虚構に向かって/ 第3章 絵画と観者/ 補遺A 単一性、即時性、および関連するグリムの発言/ 補遺B 関連する二つの文章―ルソーの『演劇についての手紙』とゲーテ『親和力』/ 補遺C ダヴィッドによる二つの素描“ホメロス”(一七九四)について
【著者紹介】
マイケル・フリード : 1939年、ニューヨークに生まれる。アメリカを代表する美術批評家・美術史家。ジョンズ・ホプキンズ大学名誉教授
伊藤亜紗 : 1979年、東京都に生まれる。東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。専攻、美学・現代アート。現在、東京工業大学科学技術創成研究院未来の人類研究センター/リベラルアーツ研究教育院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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くも
読了日:2021/07/19
yoyoyon29
読了日:2021/01/03
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