マイケル・フィンドレイ

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アートの価値 マネー、パワー、ビューティー

マイケル・フィンドレイ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784568202656
ISBN 10 : 4568202655
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

数十億、時には百数十億円の美術品が飛び交うアート界。その最前線を50年にわたって生き抜いてきた、伝説のアートディーラーが赤裸々に語る。世界有数の大富豪との交友、並みいる有名アーティストたちの素顔…。色とりどりのエピソードを交えながら、「金」「力」「美」の、3つの側面からアートの価値をひもとく。

目次 : 第1章 タレイア―アートの商業的価値(アートの価値を決めるのは何か?/ 何がアートの価値の差を決めるのか? ほか)/ 第2章 エウフロシュネ―アートの社会的価値(最初の出会い/ 家族、遺産、個人美術館 ほか)/ 第3章 アグライア―アートの本質的価値(アートの意味についてのセオリー/ 一目惚れ(そして二目惚れ) ほか)/ 第4章 マーレイの亡霊―過去、現在、そして未来(「昔は良かった」/ アートと、その言語が及ぼす影響 ほか)

【著者紹介】
マイケル・フィンドレー : 1945年スコットランド生まれ。1964年より、ニューヨークでアートディーラーとしての活動を開始。ヨーゼフ・ボイスやショーン・スカリーなどの作家をアメリカで初めて紹介した他、ジョン・バルデッサリ、スティーヴン・ミューラー、ビリー・サリヴァンなどのニューヨーク初個展を手がけた。1984年にクリスティーズに入社、1992年まで同社の印象派・近代絵画部門長、2000年まで取締役兼美術部門インターナショナル・ディレクターを歴任。現在アクアベラ・ギャラリーのディレクターを務める

バンタ千枝 : 1969年生まれ。聖心女子専門学校英語科卒。マンハッタンビルカレッジ(ニューヨーク州)人文学科学士課程修了(美術史専攻)。1999年クリスティーズ入社。東京とニューヨークで勤務し、一貫して印象派絵画や版画などの西洋絵画を担当

長瀬まみ : 1961年生まれ。津田塾大学英文学科卒。マーケットリサーチ会社に勤務後、1989年クリスティーズ入社。以来、東京でクライアントサービスから広報、マーケティングの仕事に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • nizimasu

    アートを美的価値と社会的価値、そして経済的価値という3種類に置き換えているのはディーラーならでは。中でも経済的な価値に紙面を割いていて、実は美という価値判断がもはや今の時代にはあまりにも置き去りにされているのではないかという風に思わされてしまう。ただ、アートを鑑賞者の立場からしてみれば、なるべく美術館で見たいという一方でコレクターというパトロンの存在も無視できない。いかにアートを高く売るかということと、いい環境で見たいということのせめぎ合い、しかも美術家の社交性など様々なポジションがいると実感させられた

  • 123456789wanko

    現代は資本主義が世界の主流である。そのなかではアートも美的価値や社会的価値よりも、経済的価値で計られるようにようになっている。経済的価値すなわち、その作品がいくらで売れたかである。これはマスコミだけでなく、最近開催されたアンドレアス・グルスキー展では、主催者が史上もっとも高く売れた写真を謳い文句にしていた。著者はいう。美術館に行ったらもっとじっくり作品をみよう。あなたも、作品を観るより説明文を読んでいる時間のほうが長い、なんてことはありませんか?

  • まこ

    最初は難しくて、読み終わることができるのか心配したけど、途中から面白くなってきて最終的には楽しく読めた。著者や知人のエピソードはエッセイに近いノリで楽しめた。一つの絵に対して多くの人の考えを聞くと違う発見ができるというのは、読書会も同じだ。また、「素晴らしいアート=値段が高い」という固定観念にとらわれてないか、作品を見るときは解説文ではなく作品をじっくり見ることといった辺りは作品を見るときにこれから気を付けたい。

  • とす

    とても時間がかかったが読了。糸綴じされていて、時々オレンジ色のすてきな糸が見える。アートの価値についてオークションの値段や美という感性で説いていく。著者はオークション会社で働いていたという事で、オークションがらみの話が多め。楽しんで読むことができた。すてきなアートに出会い、所有して毎日好きなだけ眺めていたい。

  • リョ

    そりゃ、美術品をどうやって楽しむべきか頭ではわかっているけど。「無知で恥ずかしいな〜」って思わずに済むようになるには、もうちょっと年取らないと無理だな、少なくとも私は。「音楽ならばこれが好きだと確信を持って言えるのに、美術になると…」という記述には納得したが、でもやっぱり著者は商業的価値も、社会的価値も知ってるからそうやって言えるのでは。 美術館で喋って感想を言い合ってももいいじゃないか、という価値観をみつけたのは大学に入ってからで、それまでは足音すら絶対悪だと思ってた。日本からそういう価値観ナクナレ!

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