マイケル・ウッドフォード

Individuals/organizations Page

Books

解任

マイケル・ウッドフォード

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784152092915
ISBN 10 : 4152092912
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2012
Japan

Content Description

私はなぜ愛するオリンパスを告発するに至ったのか? オリンパスの元CEOが突然の解任までの全真相を激白! 

「この記事は真実なのですか?」「部分的にはイエスだ」会長の菊川は答えました。


バブル期の損失を先送りするため、「飛ばし」や「不明朗の企業買収」を繰り返し、粉飾決算を行なっていたオリンパス。同社の生え抜きで、社長に就任したばかりだった本書の著者マイケル・ウッドフォードは、不正の責任を追及したがために解任され、その後、事実を公に告発するに至った。


オリンパス事件の舞台裏ではいったい何が起きていたのか?


元社長は、不正発覚までの経緯、のちに逮捕される菊川会長、森副社長との壮絶な駆け引き、緊迫した取締役会の様子、プロキシーファイト(委任状争奪戦)の真実をすべてく告白する。


日本の企業文化、資本主義、ジャーナリズムへの貴重な提言となるノンフィクション。




【著者紹介】
マイケル・ウッドフォード : オリンパス株式会社の元最高経営責任者(CEO)。1960年リバプール生まれ。1981年、オリンパスの医療事業の英国代理店キーメッド社にセールスマンとして入社。1990年には、入社9年という異例のスピードで同社社長に就任。キーメッドの躍進を受け、2004年にはグループの中核企業オリンパス・メディカル・システムズの取締役、2005年には同社欧州法人の代表取締役社長に昇格した。同時期にアメリカにおけるオリンパスのヘルスケア事業も統括し、ヨーロッパ、アメリカ双方において売上、収益を劇的に向上させる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Willie the Wildcat

    変化の象徴。但し、本質ではなく、社会、企業、そして人(特に同社社員)の目を偽るため・・・。歴代経営陣、監査、そして融資元のSODが全く機能していないのは明白。大義にも義理にも欠ける経営陣。一方、正義は負けない!苦悩の末の著者の決断。MBE受章は伊達じゃない!スジを通す先は、常に理。著者の英国和解訴訟勝訴、オリンパスの2014年1H最終損益黒字と特別損失完済!時勢が異なれば、最強の組み合わせだったのかもしれない。

  • kakoboo

    なんとなく手にして読み物程度のものかなーと思っていましたが、解任前後の著者の精神状態や想いを強く感じさせるものがありました。技術力の高い会社はたくさんありますが、経営が優れているとは必ずしも限らない。数百億といった大金が闇に消えるという事実を経営者クラスの人が知らないなんてどうかしていると思います。表面上はいい企業と感じても社内政治や柵があるんでしょうね。会計に携わる身としては教訓的なものも多く残り勉強になりました。

  • Humbaba

    オリンパスのCEO解任は,単に一企業の問題ではない.これによって,日本の市場そのものの公平性に疑問が持たれることとなる.何が正しく,何が間違っているのか.それを明らかにすることが,信頼回復のために最も効率的で,そして必要不可欠なことであろう.

  • T4C@NAK

    第3者の目線が入らない独白ではあるが、人との関わりが大事とされ、実際大事にしているのは何も日本に限った話ではないなか、企業あるいは公共?の為に私を捨てて行動するのは並大抵ではないと思う。

  • ふぇるけん

    オリンパス元社長による「あの事件」の手記。何より残念なのはこれだけ日本の文化を尊重し、覚悟を決めて企業再建に取り組もうとした優秀な経営者を排除することしかできなかった日本の経営陣の視野の狭さだ。私も含めて外国人経営者が日本に来るたびに何か身構えてしまうが、日本人でも外国人でも優秀な人は尊敬し、企業発展につなげていく態度を取るべきだなぁ、と感じた。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items