マイケル・ウォーザー

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政治と情念 より平等なリベラリズムへ

マイケル・ウォーザー

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Product Details

Genre
：
Society&Politics
ISBN/Catalogue Number
：
ISBN 13 : 9784938662875
ISBN 10 : 4938662876
Format
：
Books
Publisher
：
風行社
Release Date
：
December/2006
Release Country
：
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
齋藤純一(政治学), Junichi Sato, 谷沢正嗣, 和田泰一 ,  

Content Description

「理想的な討議」だけで立ち行くには、政治はあまりに奥深い。リベラリズムの足枷となる「不平等」の克服のためにも、またデモクラシーを真っ当に機能させるためにも、政治の裡に「情念」を正しく位置づける。

【著者紹介】
齋藤純一 : １９５８年生まれ。早稲田大学政治経済学術院教授。政治理論／政治思想史専攻

谷沢正嗣 : １９６７年生まれ。早稲田大学政治経済学術院助教授。現代政治理論／政治思想史専攻

和田泰一 : １９７５年生まれ。早稲田大学政治経済学術院助手。政治理論／政治思想史専攻（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • スズキパル

    読了日：2014/11/23

    不平等の克服という観点から現代のリベラリズムを修正しようとするウォルツァーの試み。個人の「野心」をもとに、抑圧された集団からの解放を通じて平等の達成を目指す「解放モデル」に対置する形で、集団への個人の「愛着」をもとに、力の弱い集団に物的資源を提供することを通じて平等の達成を目指す「力の強化モデル」が提唱されているのが面白い。平等の達成に向けてのコミュニティへの支援・介入、自由で流動性のある市民社会の維持等、ウォルツァーの国家に期待する役割はかなり大きい印象。

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