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ISBN 10 : 4334037909
Content Description
◎「ドクターストップがかかり、酒が呑めなくなっても、居酒屋に通い続けるだろう」
◎人は何を求め、居酒屋に足を運ぶのか?パリのカフェ、イギリスのパブ、ドイツのビヤガーデンとも異なる、〈第三の場〉としての独自の魅力とは?
40年近い居酒屋経験を誇る著者が北海道から沖縄まで、角打ちから割烹まで、具体的なお店(登場軒数120軒)を紹介しながら、その秘密に迫る。
【内容紹介】 通常の居酒屋ガイドは、つまみの種類と品質、飲物のメニュー、そして価格に焦点を絞っているため、私にはどうしても物足りなく感じられる。もちろん、ありがたい情報も提供してくれるのだが、居酒屋という多面的な場の、いわば〈消費〉に付随する側面しか重視されていないと、不満に思うわけである。「居酒屋は味と価格だけではない、五感をもって満喫する場所である」というのが私の持論である。さらに、「居酒屋は〈味〉よりも〈人〉である」と確信している。(中略)
では、居酒屋は酒とつまみ以外に、何を提供しているのだろうか。この問いを発しないと、私は日本の居酒屋の真の魅力を突き止めることができないと考える。(本文より)
【目次】
「お通し」――はじめに
第一章 「居酒屋学」の基礎概念
第二章 和風酒場の種類と特徴――赤提灯あれこれ
第三章 和風酒場の種類と特徴――屋台から割烹まで
第四章 〈地〉の味わい――街から店を捉える
第五章 〈場〉の味わい――店舗の内外を読み取る
第六章 「人間味」――居酒屋の人々
第七章 自分で穴場を嗅ぎつけよ(実用編)
「また、呑もうね」――おわりに
本文に登場したお店一覧
【著者紹介】
マイク モラスキー : 1956年米国セントルイス市生まれ。76年に初来日し、延べ二〇年日本滞在。シカゴ大学大学院東アジア言語文明学研究科博士課程修了(日本文学で博士号)。ミネソタ大学、一橋大学教授を歴任。2013年秋学期より早稲田大学国際学術院教授。担当する講義では、日本の戦後文化や、ジャズやブルースを中心とする音楽文化論、東京論、そして喫茶店や居酒屋のような都市空間を通じて、現代日本社会を捉えなおす。エッセイスト、ジャズ・ピアニストという顔も持っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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おかむら
読了日:2015/08/12
1.3manen
読了日:2015/02/18
メタボン
読了日:2015/09/02
Nobuko Hashimoto
読了日:2016/01/21
ホークス
読了日:2014/11/29
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